癒しの“光るインテリア玩具”カタログ:テーマ別(2/2 ページ)
幻想的な明かりは、目に楽しいだけではなく、時に癒しとなり、部屋の雰囲気さえも変える。インテリアとしての素養も十分な“光るインテリア玩具”を紹介しよう。
ルームパレットの姉妹品「オーロラパレット」は、オーロラに似た色鮮やかな光を映し出すインテリアライトだ。さすがに空中に光のカーテンを作ることはできないが、オーロラに似た“ゆらぎ”を再現。赤、青、緑の色が混ざり合ってさまざまな表情を見せてくれる。
縦横自在の可動式ライト、4段階のタイマー設定といった機能はルームパレットと共通。価格は3675円。
セガトイズが2007夏頃に発売する「カレイドリウム」は、いわゆる投影型万華鏡だ。本体に本物のビーズなどを使った専用ソフトを入れ、高輝度の白色LEDで壁や天井に色彩豊かな万華鏡を映し出す。また自動回転機能が付いているため、ユーザーが自分で筒を回す必要はない。色彩豊かに変化する万華鏡をシアター感覚で楽しめる。
価格は1万4800円。専用ソフトの拡大にも期待したい製品だ。
星――リアル派とインテリア派
家庭用プラネタリウムというムーブメントを作り出したセガトイズの「HOMESTAR」シリーズに廉価な新モデル「HOMESTAR PURE」が登場する。流星機能と自動回転機能は持たないが、元祖「HOME STAR」と同等の投影能力を持ち、1万円を切る価格は魅力だ。プラネタリウムに興味を持っていたが、値段や設置場所の都合で購入に踏み切れずにいた人たちにとっては朗報だろう。
一方、タカラトミーはグリーンレーザーと青色LEDを使って天井に星空を描き出す「レーザー・スター」を7月に投入する。ただし、本格的なプラネタリウムを目指した「HOMESTAR」に対し、レーザースターはインテリア性が強い製品になりそうだ。
レーザー・スターは、その名の通り、緑や青のレーザー光を使って星や星雲を描く。このため、昔のSF映画か童話の世界のような、ちょっと現実離れしたポップな星空が楽しめる。部屋を「不思議な空間」(同社)に変えるアイテムだ。2007年夏頃に発売する予定で、目標価格は3万円を切る程度という。
くらげに癒される?
最後に最新の変わり種を1つ。バンプレストが1月下旬に発売した「AQUAPICT」は、水槽の中をゆったりと泳ぐ“くらげ”が色とりどりに映し出されるインテリア照明だ。先日の「第63回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2007」に出品され、新製品コンテストで準大賞を受賞した。
光源のLEDは、赤、黄、緑、青、青紫の5色。優雅に泳ぐくらげを彩り豊かに照らし出す「通常モード」と、ゆったりと動くくらげが青い光に浮かび上がる神秘的な「深海モード」があり、気分によって選択できる。また、「ライティングパターンセレクトボタン」では11種類の照明パターンを選んで固定可能。2時間で電源が切れるオートオフタイマーも備えている。
価格は1万5540円。本物のアクアリウムでは難しいくらげ。しかも維持費は電気代だけで済むところもポイントだろう。
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