クリエイティブ、「ZEN VISION」の大容量モデルをスリム化
クリエイティブメディアが、ポータブルメディアプレーヤー「ZEN VISION:M」と「ZEN VISION W」の60Gバイトモデルをスリム化した。機能は変わらないが、従来より15%薄い。
クリエイティブメディアは3月12日、ポータブルメディアプレーヤー「ZEN VISION:M」(ゼン ビジョン:エム)と「ZEN VISION W」(ゼン ビジョン ダブリュ)の大容量モデルをスリムにして新発売すると発表した。スペックやユーザーインタフェースはそのまま。60Gバイトの大容量モデルが、従来より15%薄くなった。
また、「ZEN VISION:M」にはホワイトとブラックのカラーバリエーションも用意する。価格はいずれもオープンプライス。直販サイト「クリエイティブストア」の価格と発売日は下記の通り。
製品名 | 本体色 | 直販価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
Creative ZEN VISION:M 60GB スリムモデル | ブラック、ホワイト | 3万4800円 | 3月下旬 |
Creative ZEN VISION W 60GB スリムモデル | ブラック | 4万4800円 | 3月下旬 |
「ZEN VISION:M」は、62(幅)×104(高さ)の縦型ポータブルHDDプレーヤー。60Gバイトモデルの厚さは、従来機の22.1ミリから19ミリへ薄くなり、重量も約178グラムから約170グラムへ若干ながら軽くなっている。付属リチウムイオンバッテリーによる連続駆動時間は、音楽再生で最大16時間、動画なら最大5時間と変わらない。
バックライト付きの2.5型カラー液晶ディスプレイは、320×240ピクセル。FMチューナーやマイクを内蔵し、FM録音やボイスレコーダーとして使用することもできる。再生可能なファイルは、音楽がMP3、WMA、WAV。動画は、WMV9、MPEG2、MPEG4、DivX4/5、Xvid、Motion- JPEGなど。このほか、スライドショー、マイクロソフトの「Outlook」と連携可能な「アドレス帳」や「予定表」などを搭載している。
一方の「ZEN VISION W」は、134(幅)×75(高さ)ミリの筐体に480×272ピクセルのカラー液晶ディスプレイを搭載した“横型ワイド画面”タイプだ。厚さは、従来機(60Gバイト)の26.4ミリから22ミリにダイエットしたが、やはりバッテリー駆動時間は変わらない(音楽再生で最大13時間、動画では最大4.5時間)。重量は約297グラムから約280グラムへ軽量化している。
対応ファイルフォーマットは、MPEG-2、WMV9、MPEG-4、DivX、Xvid、MP3、WMAなど。本体側面には、CFカードスロット(タイプI、II)を備え、デジタルカメラで撮影した画像を内蔵HDDに保存したり、ワイド画面で確認するなど、バックアップ用ストレージやフォトビューアーとしても使える。FMチューナーやボイスレコーダー機能、マイクロソフトの「Outlook」と連携可能な「アドレス帳」や「予定表」なども搭載した。
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