日立マクセル、80G/160Gバイトの録画用iVDRを発売
日立マクセルは、デジタル放送番組録画に対応したiVDR規格のリムーバブルHDD「ハードディスク アイヴィ」を4月10日に発売する。80Gバイトと160Gバイトをラインアップ。
日立マクセルは3月20日、デジタル放送番組録画に対応したiVDR規格のリムーバブルHDD「ハードディスク アイヴィ」を発表した。80Gバイトと160Gバイトをラインアップ。日立製作所の新しい薄型テレビ「Wooo」にあわせ、4月10日に発売する。
価格はいずれもオープンプライス。店頭では80Gバイト版が2万円前後、160Gバイト版が3万5000円前後になる見込みだ。
ハードディスク アイヴィは、2.5インチHDDを内蔵した手のひらサイズのリムーバブルHDD。著作権保護技術「SAFIA」(Security Architecture For Intelligent Attachment device)の実装により、デジタルハイビジョン映像の録画やムーブをサポートした。転送速度は最大540Mbpsと「Blu-rayディスクの7倍」(同社)。新型Woooとの組み合わせなら、TSモードの録画番組を最大6倍速、TSEモードなら最大9倍速でムーブできる。
外形寸法は80(幅)×110(高さ)×12.7(厚さ)ミリで、重量は145グラム。カートリッジの外装にはガラス繊維を配合して強度を確保した。また、将来的にブリッジメディアとして車載テレビなどでも使用できるよう、5度〜65度という広い温度範囲に対応している。なお、パッケージには専用の保管ケース、ラベルシート、インデックスカードなどが付属する。
日立マクセルでは、今後の製品スケジュールとして、2008年に240G/120Gバイト版、2009年には360G/180Gバイト版、2010年に500G/250Gバイト版をそれぞれリリースする予定だ。
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