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リコー、白黒画質調整などを実現する「GR DIGITAL」ファームウェア
リコーはGR DIGITAL用の新たな機能拡張ファームウェアを3月30日より提供すると発表した。白黒撮影に関しての機能向上が行われる。
リコーは3月22日、GR DIGITAL用の新たな機能拡張ファームウェアを3月30日より提供すると発表した。
GR DIGITALは銀塩GRのシンボルでもあった高性能単焦点レンズを受け継ぎ、「長く使ってもらいたい」との思いを込めた同社の自信作。導入することで機能向上を実現する機能拡張ファームウェアがこれまでにも3回提供されており、今回は白黒撮影に関しての機能向上が行われる。
新たに提供されるファームウェアを適用することで、以下の機能拡張が行われる。
- 白黒画質の詳細設定が可能に
カラー撮影時のみ調整可能だった、コントラストとシャープネス(各5段階)の調整が白黒にも適用可能になる
- 「セピア」設定の追加
画像設定で、「軟調」「硬調」「白黒」のほか「セピア」が選択可能になる。セピアについてもコントラストとシャープネスの調整が行える。
- カラーブラケット機能の追加
露出やホワイトバランスを自動的に変化させて記録するブラケット機能に「カラーブラケット」が追加された。カラー/白黒/セピアの記録が行えるほか、カラー/白黒のみの記録も可能。
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