パナソニック、地デジ/ワンセグの受信に適したStradaシリーズ車載モニター
松下電器産業 パナソニック オートモーティブシステムズは「Strada」用のワイド液晶モニター「TR-M80WVS7」「TR-M70WS7」を発売する。
松下電器産業 パナソニック オートモーティブシステムズ社は3月28日、カーナビゲーションシステム「Strada」用のワイド液晶モニター「TR-M80WVS7」「TR-M70WS7」を4月19日より販売開始すると発表した。価格は「TR-M80WVS7」が6万8040円、「TR-M70WS7」が4万7040円。
「TR-M80WVS7」は8V型ワイドVGA液晶パネルを搭載したディスプレイユニットと、各種インタフェースを備えるハイダウェイユニットで構成されている。ハイダウェイユニットには同社の車載用地上デジタルチューナー(TU-DTX300、TU-DTV30)の操作がモニター側から行える接続用端子のほか、D2/ビデオ入力端子も用意されており、ポータブルDVDプレーヤーなどの外部機器も容易に接続できる。
ディスプレイユニット前面の両側にはステレオスピーカーが配置されているほか、FMトランスミッターも内蔵しており、音声はカーオーディオからも出力できる。バックライトには白色LEDを採用することで低発熱を実現している。
「TR-M70WS7」は7V型VGA液晶パネル搭載のディスプレイユニットを採用したエントリーモデル。モニター取り付け金具が付属しており、購入後直ぐに後席用モニターとして利用できる。映像入力端子はビデオ入力×2に簡略化されている。両製品とも携帯電話と接続可能な平型AV出力ケーブルが同梱されており、NTTドコモのP903iTVなどで受信したワンセグ放送を車内で楽しむこともできる。
関連記事
- 松下、12セグの受信性能を大幅に改善した車載チューナー「TU-DTX300」
パナソニックは、車載用地上デジタルチューナー「TU-DTX300」を発表した。世界初の「4チューナー×4アンテナ」技術を搭載。、12セグの受信性能を大幅に改善するという。 - 松下、デジタルチューナー標準装備のAVカーナビ 新「Strada F」
松下電器産業はHDD搭載カーナビ「Strada F」の新製品として、「業界初」というデジタルテレビチューナー標準装備の3モデルを発売する。テレビに関するすべての操作がタッチパネルから可能で、リモコンも1つにまとめられた。 - インタビュー:“クルマでもビエラ”を目指すパナソニック
地デジやワンセグなど、放送のデジタル化はリビングのテレビだけではなく、2000万台もの市場を持つ車載用テレビにも影響を与えている。2005年夏にいち早く地デジ対応カーナビを投入したパナソニックに話を聞いた。 - 実走調査:箱根の山でもワンセグ放送は受信できるか
サービスが開始されたワンセグ放送。移動中でも安定した受信が可能で、12セグ地デジより広い範囲で放送が楽しめるという。実際のところはどうなのか、都内および、日帰りのドライブを想定した実走調査を行った。 - バイヤーズガイド:いまが買い時? ワンセグ対応カーナビをチェック
携帯と同じ、ひょっとするとそれ以上のペースでデジタルテレビへの対応が進んでいるのがカーナビ/カーAVシステム。既に多くのモデルでワンセグ/地デジを楽しめるようになっており、その選択肢も幅広い。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.