飛鳥は4月23日、ポータブルフォトビューア「Tripper V」の新しいファームウェアを公開した。新たに「スタンバイモード」を用意するなど、使い勝手重視の改善が図られている。
バージョンナンバーは「1.22」。主な変更点は以下の5点だ。
- 新たに「スタンバイモード」を追加。素早く復帰できる
- JPEG画像の再表示を高速化(VGA表示)
- 拡大表示中の描写エリアの移動が細かくなる(従来の1/8の間隔で表示領域が移動)
- メモリカードから内蔵HDDに振分移動/振分コピーを行う際、同じファイル名が複数あった場合、ひとつのファイルのみ移動/コピーし、ほかのファイルは削除する仕様であることを告知し、注意を促すメッセージを表示する
- 一部認識しないSDカードを正しく認識するように修正
「Tripper V」は、WVGA解像度(800×480ピクセル)のNCM(Natural Color Matrix)リアルカラー液晶を搭載したHDD内蔵ポータブルフォトビューア。JPEGとRAWデータにくわえ、MP3、AACなどの音楽ファイル、MPEG-4動画(.mp4)の再生も可能だ。外形寸法は、153(幅)×78(高さ)×30(厚さ)ミリ。重量は約370グラム。
関連記事
- 飛鳥、4.3型ワイド液晶搭載のフォトビューア「Tripper V」
飛鳥は、4.3インチワイド液晶を搭載したフォトビューア「Tripper V」シリーズ4モデルを発表した。内蔵HDDの容量によって4モデルをラインアップ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.