ピクセラは4月27日、“地上デジタル放送受信アダプタ”の技術サンプルを公開した。製品化に先立ち、セットメーカーに対して試作機の納入を開始したという。
ピクセラのグループ会社であるRfStreamが開発した。地デジ対応のシリコンチューナーを採用することで、基板サイズは90×112ミリ(突起部含まず)の“手のひらサイズ”を実現。既存のアナログテレビやビデオデッキに接続し、地上デジタル放送の視聴が可能になる。待機時の消費電力は0.5ワット以下。
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RfStreamは、各国の地上デジタル・アナログ両放送波に対応するシリコンチューナーモジュールを開発した。車載機器、薄型TV、ポータブルDVDプレーヤーなどへの採用が想定されている。
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