シャープ、選べる手書きパッド搭載の電子辞書“パピルス”
シャープは、電子辞書“Papyrus”(パピルス)の新製品として、文字入力枠数などを選択できる手書きパッドを搭載した「PW-AT760-S/B」を5月25日に発売する。
シャープは5月17日、電子辞書“Papyrus”(パピルス)の新製品として、文字入力枠数などを選択できる手書きパッドを搭載した「PW-AT760-S/B」を発表した。5月25日発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では3万3000円前後になる見込みだ。
“選べる手書きパッド”は、入力枠を「1枠」あるいは「2枠」を選択可能。画数が多い複雑な文字などは大きく「1枠」で、また連続した言葉は「2枠」で入力して効率アップする。
さらに入力した文字の認識方法も「手動認識」と「自動認識」のいずれかを選ぶことができる。通常は自動認識にしておき、画数が多い文字は手動認識に切り替えるなど、「調べたい言葉に合わせて、効率よく手書き入力ができるようになった」(同社)。
さまざまな生活シーンで活用できる100コンテンツを収録。「スーパー大辞林3.0」は、2006年10月に出版された最新版に約1万4千項目を増補したもので、さらにクラシック音楽や鳥の鳴き声など約470の音声を収録するなど、電子辞書ならではの活用が可能だ。そのほか、「類語新辞典」「四字熟語辞典」、7カ国語の「ブルーガイドわがまま歩き旅行会話」、「薬がわかる本2007」「パソコン用語2007」といったコンテンツを収録している。
さらに、SDカードに記録したMP3ファイル(〜192kbps)を再生するプレーヤー機能を搭載。「英会話とっさのひとこと辞典」に収録されている日本語と英語のフレーズ音声を連続して再生する「音声連続再生」機能なども備えた。
外形寸法は、141.9(幅)×108.3(奥行き)×18.7(高さ)ミリ(突起部含む)。重量は約259グラム(電池、タッチペン含む)。液晶画面は5.4型の高反射FSTN液晶。単四形アルカリ乾電池2本で約140時間の使用が可能だ。
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