オーエスは5月24日、オプトマ製のDLPプロジェクター「EPシリーズ」2機種を発表した。ビジネスユースからオームシアターまで幅広い用途に適した製品として、オーエスおよびホームシアターの両ルートで7月から販売する予定だ。
「EP1690」は、ホームシアター用の「HD72i」に投入された映像技術を生かした小型プロジェクター。アスペクト比16:10の0.65型「DarkChip2」DMDパネルを継承しつつ、輝度をHD72i比で約2倍にあたる2500ルーメンに向上させた。パネル解像度はWXGA(1280×768ピクセル)。新開発の「トンネル・クーリング・システム」により、駆動音は27dBに抑えている(ノーマルモード)。
投射レンズは1.2倍のマニュアルズーム。220ワットのUHPランプを搭載し、投射距離1.5メートルで36インチ、最長11メートルで323インチの画面を投射できる。入力端子は、DVI-DとVGA(RGB、Y・Pb・Pr)×2、S映像、コンポジットビデオ、オーディオ×4。
外形寸法は、344(幅)×94(高さ)×246(奥行き)ミリ。重量は約3.2キロ。専用キャリングバックとリモコン、各種ケーブル類が付属する。
価格はオープンプライス。店頭では45万円前後になる見込みだ。
一方の「EP780」は、EPシリーズのフラグシップとなるデータプロジェクター。DMDはXGA(1024×768ピクセル)ながら、6カラー5セグメントのカラーホイールや300ワットランプを搭載し、4000ルーメンの輝度と3000:1というコントラスト比を実現している。
入力端子は、DVI-D、VGA×2、S端子、コンポジット、オーディオ×3。外形寸法は347(幅)×128(高さ)×261(奥行き)ミリ。重量は3.6キロ。リモコンや各種ケーブル類が付属する。
価格は68万400円。
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