松下、小型液晶搭載のコンパクトフォトプリンタ
パナソニックはSDメモリーカードに記録された画像をパソコンなしで印刷できるフォトプリンタ「KX-PX2」を発売する。小型液晶を搭載し、仕上がりを確認しながら印刷できる。
パナソニックマーケティング本部は6月4日、昇華型フォトプリンタ「KX-PX2」を6月15日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は1万3000円前後。
新製品はデジタルカメラで撮影し、SDメモリーカードに記録された画像をパソコンなしで印刷できるフォトプリンタ。SDカードスロットと1.5型の液晶モニターを搭載し、仕上がりイメージを確認しながらの印刷が行える。
対応する用紙サイズはL版(89×148ミリ)、ポストカード(101×180ミリ)、ワイドサイズ(101×208ミリ)の3種類。印刷時間はL版が約58秒/1枚、ポストカードが約65秒/1枚、ワイドサイズが約75秒/1枚。16:9のワイドプリントにも対応するが、別売のワイドサイズ/ポストカードサイズ用ペーパーカセット(KX-PVPC1)とワイドサイズプリントセット(KX-PVMS20W)が必要となる。
内蔵するカレンダーやフレーム、特殊効果などを使っての画像編集も行える。カレンダーは14種類、フレームは13種類を用意する。画質自動補正機能「ビビッドトーン」を備えており、逆光補正や人の記録に近い色再現を行う「記録色補正」が行えるほか、LUMIXで撮影した画像に関しては撮影時の情報をもとに、よりきれいなプリントが行えるという。
対応記録メディアは、SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/マルチメディアカード。アダプターを利用すればminiSDカード/microSDカードにも対応する。インタフェースとしてUSBのほかPictBridge端子も用意する。サイズは173(幅)×63.5(高さ)×132(奥行き)ミリ、約930グラム(本体のみ)
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