高機能がウリの12メガコンパクト――カシオ「EXILIM ZOOM EX-Z1200」：レビュー（5/6 ページ）

カシオ計算機のコンパクトデジカメ「EXILIM ZOOM EX-Z1200」は12メガという高画素CCDを搭載しているが、注目すべきは画素数ではなく、撮影と閲覧を快適に行える多機能さだ。

[小山安博，ITmedia]

作例1

ISO感度別の作例。順にISO50／100／200／400／800／1600。ISO400以上は自分で設定できないので、指定の値にするのはけっこう面倒だった

有効画素数1210万画素にもなると、解像度は4000×3000ピクセルとものすごいサイズになる

ダイナミックレンジ拡大の比較。順にダイナミックレンジ拡大オフ、＋1、＋2。手持ちなので厳密な比較ではないが、基本的には暗部を持ち上げているようだ

ワイド端での撮影。細かい被写体でなければ、という限定はあるが、写真によっては高い解像感で意外なほど良く写る

こちらはテレ端。ISOオートで撮影したところ、ISO400まで増感したためにノイズリダクションの影響が見られるが、極端な画質の低下はない

光学ズーム3倍はちょっと物足りない。1000万画素オーバーをいかしてトリミングを前提にした撮影をしてもいいだろう

ブレ軽減をONにしていていると、動体を検出した場合に簡単にISO感度が上がってしまう。昼間は手ブレのみにしておいてもいいかもしれない

色ズレはけっこう簡単に起きてしまうのがちょっと残念