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TOKYO FM、Second Lifeでデジタルラジオを配信
エフエム東京は仮想空間「Second Life」でデジタルラジオの3セグメント放送が視聴できるサービスを開始する。
エフエム東京は7月10日、仮想空間「Second Life」(セカンドライフ)にて、同社が展開してるデジタルラジオの3セグメント放送が視聴できるサービスを7月12日より開始すると発表した。
Second Life内で建設がスタートしている同社の仮想スタジオ「3セグメント放送 セカンドライフスタジオ」にてアバター用ヘッドフォンを配布され、このヘッドフォンを装着すれば、実際に放送されているデジタルラジオ放送の702ch“MAGIC”が視聴できる。
デジタルラジオでは従来通りの音声放送のほか、簡易動画などが扱える「3セグメント放送」が規定されており、同社は現在701ch“ENERGY”、702ch“MAGIC”、703ch“ニュースチャンネル”の3つを運営している。
現在3セグメント放送を受信できる機器としては、auのW44Sをはじめとした携帯電話やPC用ワンセグチューナーなどが存在するが、デジタルラジオそのもの視聴可能エリアが電波出力の関係上、東京/大阪の一部にとどまっている。同社では地域を問わず利用できるSecond Life上に視聴機会を設けることで、認知度向上を図る考え。
同社では今後、Second Life内にてアバター向けライブや試写会、公開放送などのイベントを実施していく計画だ。
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