小さくても本格iPodスピーカー「JBL radial micro」
ハーマンインターナショナルがJBLのiPod用スピーカー「JBL radial micro」を発表。本格的なサウンドと“ドーナツ”デザインが特徴的な「JBL radial」を小型化した兄弟機。
ハーマンインターナショナルは8月9日、JBLのiPod用スピーカー新製品「JBL radial micro」を8月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万3000円前後。
新製品はドーナツのようなユニークな形状と、そこから想像も付かないサウンドで驚きを持って迎えられた「JBL Radial」の兄弟機種。特徴あるスタイルはそのままに、サブウーファーを非搭載にすることで、220(幅)×200(高さ)×80(奥行き)ミリという小型化に成功した(JBL radialは305×267×137ミリ)。
小型化されながらもJBL Radialと同様の独自開発25ミリフルレンジドライバー「Odyssey」を4基搭載。強力な磁力のネオジウムマグネットやアルミコーンを備えており、60Hz〜20KHzというワイドレンジサウンドを再生する。搭載するデジタルアンプの定格出力は6ワット×2となっている。
独自のコンピュータシミュレーションによって設計された「COE」(Computer Optimized Equalization)を実装するほか、大音量のピーク時にもゆがまないOCTコンプレッション回路や最大限のバスレフポート効果を引き出す「Slipstream」ポートデザインなども備えている。
第4世代以降のDockコネクターを備えたすべてのiPodに対応するほか、3.5ミリステレオ入力も用意されており、iPod shuffleなども接続できる。USB端子を備えており、PCと接続すれば同期と充電が行える。映像出力(コンポジット)も装備し、iPodに収納されている静止画やビデオをテレビなどに出力できる。
カラーはホワイトとブラックの2色。パッケージにはリモコンや電源アダプター、オーディオケーブル、iPod Universal Dockアダプターが付属する。
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