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松下、プラズマ“VIERA”最上位シリーズなど7製品を発表全部フルハイビジョン(2/2 ページ)

パナソニックは、プラズマ“VIERA”の最上位シリーズ「PZ750SKシリーズ」を含む3シリーズ計7機種を9月に発売する。コントラストの改善やパネル寿命の延長にくわえ、新たに「アクトビラ」のVoDサービスに対応した。

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 機能面では、TVポータル「アクトビラ」のVoD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「アクトビラ ビデオ」に対応した。MPEG-4 AVC/H.264を用いてハイビジョン解像度の動画をストリーミング配信するというもので、VIERAの発売と同時にサービスを開始する。「見たいときに楽しめるワンモアチャンネル。全画面表示の“ビデオ・フル”にも対応した」(パナソニックマーケティング本部の西口史郎本部長)。

 また新たに、同社製ドアフォン「どこでもドアホン」との連携をサポート。専用オプション「ドアホン用PLCアダプターパック」(3万円前後)でネットワークに接続すると、テレビを見ているときに来客があると二画面表示に切り替わり、子画面にはドアホンのカメラ映像が映し出される。「来客が訪問販売や勧誘だった場合、リモコンの“戻る”ボタン1つでテレビ画面にもどる。呼び出しがあるたびに席を立つ必要はない」(同氏)。

photophoto 来客があると二画面表示に切り替わり、子画面にはドアホンのカメラ映像が映し出される。右は「ドアホン用PLCアダプターパック」(3万円前後)

 地上デジタル/BSデジタル/CS110のデジタルチューナーを2基搭載(地上アナログは1基)。各デジタル放送を任意の組み合わせで2画面視聴が可能だ。入力端子はHDMI×3系統、D4×2、ビデオ入力×4(うち3つにS端子)、PC入力用のD-Sub 15ピン。i.LINK×2や光デジタル音声なども備えている。

PZ70シリーズと「TH-37LZ75」

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「PZ70シリーズ」と液晶テレビの「TH-37LZ75」(左)
型番 TH-50PZ70 TH-42PZ70 TH-37LZ75
サイズ 50V型 42V型 37V型(液晶)
解像度 1920×1080ピクセル
実売想定価格 45万円前後 35万円前後 30万円前後
発売日 9月1日

 「PZ70シリーズ」は、デジタルチューナーがシングル構成のスタンダードモデルだ。プラズマパネルは基本的に上位モデルと同じだが、内蔵スピーカーはフルレンジ×2で、「アクトビラ ビデオ」や「どこでもドアホン」連携には対応していない。HDMI端子は2系統だ。

 「TH-37LZ75」は、1980×1080ピクセルのIPSαパネルを搭載した液晶VIERA。倍速駆動技術「フルハイビジョンWスピード」により動画表示性能を改善したほか、従来モデルから継承した「フルハイビジョン WコントラストAI」などで7000:1相当のコントラスト比を実現している。こちらも内蔵スピーカーはフルレンジ×2で、「アクトビラ ビデオ」などには非対応。HDMI端子は2系統だ。

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