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手ブレ補正・顔認識付きの優秀ポートレートデジカメ――「FinePix F50fd」レビュー(2/5 ページ)

高感度・手ブレ補正・顔認識の3大トレンドを搭載した「FinePix F50fd」。フルオートで撮影してもヒット率が高く、日常のポートレート向けデジカメとして最強だ。

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薄くなったボディにレベルが上がった「顔キレイナビ」

薄く見えるようデザインされたのが分かる側面。実際、このクラスではかなりスリム
左からFinePix F31fd、F40fd、F50fd。徐々に薄くスマートになっていくのがよく分かる


左がFinePix F50fd用、右がFinePix F40fd用のバッテリー。容量が少し減ったが、一目で分かるとおり、バッテリーが薄くなった。これがボディの薄型化に寄与しているのは間違いないだろう

 ボディは2006年モデルの「FinePix F31fd」に比べると大幅に、2007年初頭発表の「FinePix F40fd」に比べると少し薄く軽くなった。小型化の大きな要因のひとつにバッテリーの小型化がある。急激に薄くなった。容量も少し落ち、3.6V/1150mAhが3.7V/1000mAhに。撮影可能枚数はCIPA規格で300枚から230枚に落ちている。分厚かったFinePix F31fdの撮影可能枚数が約580枚だったことを考えると、電池の持ちとスマートさ・持ち歩きやすさを天秤にかけて、後者を取ったということだろう。


モードダイヤルを回すと画面上でもバーチャルダイヤルが現れ、解説をしてくれる

 基本的な操作系はFinePix F40fdを継承。背面にはモードダイヤル、円形十字キーとその隅に4つのボタンがある。上面に手ブレ補正ボタンが付いたのが新しいところ。


背面。画面は撮影時。このようにグリッドを出すこともできてよい。なで肩デザインの右端にはモードダイヤルなど各種ボタンが並ぶ。「顔キレイナビ」と「Fモードメニュー」に独立したボタンが割り当てられているのが特徴。ポートレート向き

Fモードメニューで感度やカラーモード、画像サイズなどをセットできる

 ディスプレイは2.7インチの23万画素と一回り大きくなった。視野角も広く、クオリティはなかなか高い。

 撮影モードダイヤルは動画も含めて8種類。このうち、SP1とSP2がいわゆる「シーンモード」で全14種類。SP1とSP2の2つのポジションがあるのは14種類からよく使うものをそれぞれに割り当てておくため。毎回たくさんある中から選ばなくてもよくなる。

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