東芝、オゾンの力で脱臭・除菌するクリーナー
東芝コンシューママーケティングは、オゾンの力でダストカップ内を脱臭・除菌する「プラズマオゾンユニット」を搭載した家庭用掃除機“タイフーンロボXP”「VC-105XP」を発表した。
東芝コンシューママーケティングは、家庭用掃除機の新製品として“タイフーンロボXP”「VC-105XP」を9月1日に発売する。オゾンの力でダストカップ内を脱臭・除菌する業界初の「プラズマオゾンユニット」を搭載した。価格はオープンプライス。店頭では8万円前後になる見込みだ。
タイフーンロボXPは、掃除後にフィルターを回転させて叩き落したうえ、エアー(空気)の力できれいにする自動洗浄機構。約10年間はフィルターのお手入れなしで強い吸引力を維持できるという。一方のプラズマオゾンユニットは、タイフーンロボがエアー洗浄を行う際に動作し、ダストカップを含むシステム内を循環。ニオイの発生と雑菌の繁殖を抑制する。
気になる排気のニオイや細塵、ダニの死骸やスギ花粉などに対しては、「Wゼオライト脱臭フィルター」「ヘパクリーンフィルター」「アレルゲットフィルター」にくわえ、「光触媒抗菌フィルター」を搭載。また排気口を上方17度に設定した「アップストリーム分散排気」により、床の埃を巻き上げにくいという。
床ブラシには自走機能を強化した「快走オートマパワーヘッド」を採用した。ヘッドの進行方向によってブラシ回転を切り替える「シフトチェンジセンサー」が、回転ブラシに長い髪の毛や繊維ゴミが絡みつくことを防ぐ仕組みだ。
外形寸法は270(幅)×375(長さ)×265(高さ)ミリ。重量は5.2キログラム。吸込仕事率は450ワット(消費電力1000ワット時)。なお、プラズマオゾンユニットを搭載しない「VC-100XP」(オープン、実売7万円前後)も同時にリリースした。
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