バンダイ、「∞プチプチ」の最終仕様を公開
バンダイは8月27日、エアパッキンを模したキーチェーン玩具「∞プチプチ」の完成披露パーティを催した。双子のお笑いコンビ「ザ・たっち」も登場して∞プチプチにファースト“タッチ”。
バンダイは8月27日、エアパッキンを模したキーチェーン玩具「∞プチプチ」(→インタビュー記事)を9月22日に発売すると発表した。同日、東京・銀座で開催された「完成披露パーティ」では、ついに最終仕様となった「∞プチプチ」をお披露目。双子のお笑いコンビ「ザ・たっち」が“ファーストタッチ”してみせた。
∞プチプチは、本家「プチプチ」の川上産業監修のもと、プチプチをツブすときの感触をリアルに再現した玩具だ。手のひらサイズの本体に8個のツブを搭載。プチプチが弾ける感触を2重構造のシリコンラバーとスイッチで再現しており、何度でも繰り返し“ぷちぷち”できる。ツブすと、背面のスピーカーから本物の音をサンプリングしたという効果音も出る。
ざ・たっちの二人は、クッキー缶の緩衝材は残さずツブすという大のプチラー(プチプチ好きのこと)だ。∞プチプチを手渡されると、さっそく“ぷちぷち”して「空気が抜ける感じが本物と同じ」と太鼓判を押した。しかも、プチプチを「爪を立てるようにタテに潰すパターン」と「端から空気を押し出すように、ヨコからいくパターン」の両方を完璧にシミュレートできているという。
挨拶に立ったバンダイの上野和典社長は、「最初に(∞プチプチの)企画を聞いたときは、まさか本気じゃないだろうと思った」と本音を漏らす。「冗談のような企画を本当に商品にしてしまうのは、エンターテイメント産業の悲しい性……というか使命ですね」(上野氏)。バンダイでは、今年度中に∞プチプチを100万個販売する計画だ。
パーティでは、∞プチプチのキャンペーンソング「∞プチ」(むげんぷち)も披露された。歌うのは、川上産業社員でプチプチ文化研究所所長のViVi(ビビ)さんを中心に“プチプチ好き”の5人が結成したインディーズバンド「プチメタル」。普段は本家プチプチの歌を歌っているが、今回は「∞プチ」のほかに、持ち歌の「プチプチなのなの」を∞プチプチバージョンに変えて熱唱してくれた。
「∞プチ」は、∞プチプチ公式サイトで聴くことができるほか、iTunesやYahoo! Musicなど50以上のサイトで配信中。「レコ直」ならケータイでもゲットできる。
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