バンダイ、カサカサ動きまわる昆虫ロボ「HEX BUG」を正式発表:やっぱりモデルはアレでした
バンダイは、虫の動きをリアルに再現した昆虫型ロボット「HEX BUG」を正式に発表した。カサカサと歩き回り、壁があると方向転換。その“動き”のモデルは……やっぱり。
バンダイは8月27日、虫の動きをリアルに再現した昆虫型ロボット「HEX BUG」を正式に発表した(→インタビュー)。オレンジ、グリーン、ブルー、イエロー、レッドの5色を揃え、各1995円で9月中旬に発売する。
ロボットキットなどを開発・販売している米Innovation Firstの製品。米国で2007年5月に3万個の数量限定で販売したところ、即日完売という人気ぶりだったという。
手のひらサイズの本体には、携帯電話のバイブレーター等に用いられる「マイクロモーター」を搭載。小型ながらもスピーディでユニークな動きを見せる。また頭部に触覚を模した「触覚センサー」を備え、障害物に接触すると、触覚が障害物を認識して進行方向を変える。後部にも小型のマイクセンサーを搭載しており、周囲で手を叩くなどの大きな音をたてると、その音を感知して、やはり進行方向を変える。
ちなみに動きのモデルは「ゴキブリ」。バンダイによると、「昆虫型の小型ロボットを製作するにあたり、Innovation Firstの開発担当者はいくつかの昆虫の動きをモデルとして検討した。その上でクールな動きやスピード感、またバッテリー消費効率の良さを実現できるのは、ゴキブリが最も適していると判断した」という。
ボディデザインは、テントウムシ、カメムシ等の一般的な虫の要素を抽出してデフォルメしたもので、5色のクリアカラーを採用。インテリアホビーとしても楽しめる。外形寸法は、60(幅)×60(奥行き)×33(高さ)。重量は約16グラム。LR43ボタン電池×2個で動作する。
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