オリンパス、音質追求の最上位ICレコーダー「Voice-Trek DS-60」
音質にこだわったオリンパスのICレコーダー「Voice-Trek DSシリーズ」から、新開発のマイクや指向性マイクモードを搭載した最上位機種が登場。
オリンパスイメージングは8月29日、高音質での録音/再生を追求したICレコーダー「Voice-Trek DSシリーズ」の新製品「Voice-Trek DS-60」を9月14日から販売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。
シリーズ最上位機種となるVoice-Trek DS-60は、2Gバイトのメモリを内蔵し、ステレオ最高音質のXQモード(50〜19000Hz)で約35時間10分の録音ができる。モノラルのLP(100〜3000Hz)モードでは、約551時間の録音が可能。
新開発の着脱式マイクを採用したほか回路の改善を行い、よりクリアな音質での録音が可能になった。さらに側面方向からの雑音を低減し、正面方向の音を優先的に遠くまでキャッチする「指向性マイクモード(DVM)」を新たに搭載している。
再生機能には、ダイマジックの音響技術「EUPHONY MOBILE(ユーフォニーモバイル)」を、ICレコーダーとして初搭載したという。同技術は、映画館や飛行機の機内音響などに採用されている音響技術「EUPHONY」のモバイル版。広がりのある音場を再現し、イヤフォンを使用した際、長時間の再生でも耳が疲れにくい特徴がある。
そのほか2006年11月に発表した「Voice-Trek DS-50」と同様に、3つのノイズ除去機能や、語学学習などに便利な9段階の早聞き・遅聞き機能を搭載し、ポッドキャストのダウンロードにも対応した。また別売りのフットスイッチ「RS-27」を利用すれば、足元で再生/停止、早送り/巻き戻しの操作ができる。価格は1万1225円。
単四形アルカリ電池2本で約32時間、単四形ニッケル水素電池2本で約22時間の録音が可能(モノラルLPモード時)。サイズは111(高さ)×37.5(幅)×16(奥行き)ミリ。重さは80グラム(マイク、アルカリ電池含む)。
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