音楽をワイヤレスで――松下、Bluetooth搭載「D-snap」
松下電器が、ポータブルオーディオプレーヤー“D-snap”の新製品「SV-SD950N」を発表。Bluetooth機能を搭載し、対応機器と組み合わせることでワイヤレスで音楽が楽しめる。
パナソニックマーケティング本部は8月29日、ポータブルオーディオプレーヤー“D-snap”の新製品「SV-SD950N」を発表した。9月21日から販売を開始する。1GバイトのSDメモリーカードが付属しており、価格はオープン。実売想定価格は2万5000円前後。
今年4月に発表したノイズキャンセリング機能搭載「SV-SD850N」の上位機種。オーディオ送受信のプロファイルに対応したBluetooth機能を搭載しており、同日発表されたHDDミニコンポ「D-dock SC-SX950」やBluetooth対応携帯電話、Bluetooth対応カーナビなど対応機器と組み合わせることでワイヤレスで音楽が楽しめる。また、SV-SD850Nと同様に電車などの騒音を83%カットする「騒音キラー」を搭載。
D-dockとの連携では、D-dockの音楽をD-snapで受信して聴くことができるほか、反対にD-snapからD-dockへ音楽を送信することも可能。離れた場所からD-dockの再生など操作も行える。また、D-dockとドッキングすることにより、ワンボタンで新曲の自動転送が可能となった。
カラーはシルバーとブラックの2色。サイズは35(幅)×90.7(高さ)×11.4(厚さ)ミリ、約43グラム。
標準添付の1GバイトSDメモリーカードのほか、好みに応じた容量のSDメモリーカードを選ぶことが可能。再生時間は約60時間と長時間再生に対応したほか、充電回数を約2倍にしたエコ充電モードも採用した。
音質面ではデジタルアンプ内蔵の「D.SOUND エンジン」を搭載する。圧縮音源が圧縮時に失ってしまう高音部を補正する「リ.マスター」は「広帯域リ.マスター」に改良されており、圧縮時に失われた高音域のデータをCD以上の帯域まで補完。オリジナルに迫る高音質を実現したという。
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