VICS情報を受信できる「ゴリラ」登場:ワンセグ録画も
三洋電機は、ポータブルナビゲーション“ゴリラ”の新製品としてFM多重VICSチューナーを搭載した「NV-SD580DT」を発売する。渋滞などの交通情報を地図に重ねて表示できるようになった。
三洋電機は9月21日、ポータブルナビゲーション“ゴリラ”の新製品として「NV-SD580DT」を発表した。新たにFM多重VICSチューナーを内蔵し、渋滞情報をリアルタイムで把握できるようになった。また同時に“ミニゴリラ”「NV-SB260DT」もリリースしている。
型番 | NV-SD580DT | NV-SB260DT |
---|---|---|
価格 | 11万7600円 | 10万3950円 |
発売日 | 10月15日 |
NV-SD580DTは、メモリーナビ機能にくわえ、ワンセグチューナーやFMトランスミッターなども搭載した高機能モデルだ。FM多重VICSチューナーの搭載はメモリーナビとしては初で、渋滞などの交通情報を地図に重ねて表示できるようになった。
ワンセグ放送はEPG対応。SDカードに最長10時間分の番組を録画することも可能だ。さらに内蔵のFMトランスミッターを使えば、車載オーディオシステムでワンセグやMP3再生を楽しめる。
外形寸法は177(幅)×100.5(高さ)×33(厚さ)ミリで液晶パネルは5.8型。重量は約570グラム。ACアダプターやシガーライター接続ケーブル、車載取り付けキットなどが付属する。
なおNV-SD580DTはバッテリーを内蔵していないため、手持ちで使用する場合は別売のバッテリー「NVP-DP4」(2万5000円)が必要だ。またバッテリー駆動時はワンセグ受信や地図表示は可能だが、音声ナビやVICS受信は行えない。バッテリーでワンセグを視聴した場合の連続駆動時間は10時間。
一方の「NV-SB260DT」は、4.5V型液晶を採用したポータブルナビ。メモリーナビ機能(VICSなし)のほかに、ワンセグチューナーやFMトランスミッターを搭載しており、SDカードへのワンセグ録画も可能だ(MP3再生には非対応)。リチウムイオンバッテリーを内蔵しているため、外に持ち出してナビやワンセグを楽しめる。
外形寸法は143(幅)×83(高さ)×34.8(厚さ)ミリ。重量は約340グラム。ACアダプターやシガーライター接続ケーブル、車載取り付けキットなどが付属する。
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