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官能的なポータブルプレーヤー「iPod touch」――Wi-Fi接続編レビュー(3/5 ページ)

iPod touchの「タッチパネル」に次ぐ特徴はもちろん「Wi-Fi」対応だ。さっそくインターネットに接続して楽しんでみよう。

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 文字をタップすると当然そこは指で隠れるわけだが、ピョコンと押した文字が上に飛び出て表示されるので、どの文字を押したか確認できる。指を離したときに入力が確定するので、飛び出た文字がずれていたらそのまま指をずらして正しい文字を見つけてやればいい。

 高速な日本語入力は不可能であるけれども、ちょっと慣れれば意外にストレスなく使える。

 Safari上での直接文字入力も可能で、IDやパスワード入力の他、ページ上の入力欄をタップすると文字入力が可能になる。

 おかげで各種Webメールを使えばメーラーとしても利用可能と思われる。とりあえず、Gmailについてはメール送受信が可能であることを確認した(メールを書くときは、リッチテキストではなくプレーンテキストモードにする必要があるが)。

 いずれは対応するオンラインドキュメント作成サービスなども登場すると思われるので、そうなると、無線LANにつながっているときに限っては、PDA的に使うことが可能だろう。

 なお、本体を横にしたときは日本語入力ができない。日本語入力時はキーボードの上に候補を表示するためのスペースが必要なのだが、横向きにするとそのスペースが確保できないからだろう。

YouTubeは専用の機能で提供

 SafariではFlashに未対応なのでFlashビデオを利用した動画配信サービスは使用不可なのであるが、そのかわりに「YouTubeブラウザ」が用意されている。

 YouTubeの映像はFlashなのだが、最近はH.264に再エンコードした映像も生成しており、iPod touchのYouTubeブラウザはそれを表示している。

YouTubeは「おすすめ」「人気」「ブックマーク」「検索」に分かれており、このようにさっとリストが表示される(左)。検索は日本語でも可能。ためしに「スカパー」で検索してみた結果がこれ。スクロールさせればもっとたくさん表示される(右)

 検索機能を使えば任意の映像を見つけ出して閲覧することも可能だ。もちろん日本語での検索もできるので、日本でアップロードされた各種映像も観られる。


動画は横向きで、読み込んだら再生。縦位置での動画再生は未サポート

 YouTubeの映像は横向きでフルスクリーン再生が基本なので、鑑賞するときは本体を横に向けること。

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