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7年間フィルターお手入れ不要のダイソン、「DC22」登場
ダイソンは、独自のルートサイクロンテクノロジーに「コアセパレーター」を搭載した新型掃除機「DC 22」4機種を12月に発売する。
ダイソンは10月25日、独自のルートサイクロンテクノロジーに「コアセパレーター」を搭載した新型掃除機「DC 22」を発表した。12月1日から日本で先行販売を行う。4機種をラインアップしており、店頭では7万5000円〜9万円台になる見込みだ(オープンプライス)。
吸い込んだゴミと空気を遠心分離するサイクロン部分を2層から3層に増やすことで、遠心力によるゴミ分離能力を効率化した。同社によると、「ほかのサイクロン掃除機より30倍効率的にゴミを分離できるため、吸い込んだゴミをしっかりクリアビンに閉じこめる」。これによりフィルターへ到達するホコリがほとんどなくなり、7年間はメンテナンスなしで利用できるという。
また4機種中2機種には従来の掃除機用モーターと比べて2倍の耐久性を持つという「ダイソンデジタルモーター」(DDM)を搭載。それぞれエアタービンヘッドまたはモーターヘッドを搭載するモデルをラインアップした。
なお同社では、DC22の発売に合わせ、特定の機種に5年間のメーカー保証サービスを提供すると発表した。対象となるのは、DC22シリーズのうち、ダイソンデジタルモーターを搭載した2機種。そのほかのモデルは従来通り2年間の保証期間となる。
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