ラウンド&エッジデザインの「FinePix Z10fd」、4色で登場
富士フイルムは“ラウンド&エッジデザイン”の「FinePix Z10fd」を11月中旬に発売する。ピンク、オレンジ、ライトグリーン、ブラックの4色をラインアップ。
富士フイルムは11月1日、「FinePix Zシリーズ」の新ラインアップとして、“ラウンド&エッジデザイン”の「FinePix Z10fd」を発表した。色鮮やかな4色のカラーバリエーションを揃え、11月中旬に発売する。価格はオープン。店頭では3万円前後になる見込みだ。
「FinePix Zシリーズ」の特長である「スライド式レンズカバー」と薄型のボディを踏襲しつつ、手に馴染むラウンド形状とシャープなエッジを取り入れた。背面は最小限のボタンだけを配したシンプルなデザイン。2つのリング状のボタンでシャッターレリーズ以外のすべての操作が可能だ。
撮像素子は有効724万画素のCCD。レンズは、フジノン光学3倍ズーム(35mm判換算で38〜114mm)。約54Mバイトの内蔵メモリにくわえ、xD-ピクチャーカードとSD/SDHCカードをサポートするデュアルスロットを搭載している。付属のバッテリーで約200枚(CIPA規格)の撮影が可能だ。
独自の顔検出機能「顔キレイナビ」を活用し、フラッシュ撮影時に生じやすい“赤目”を検出する自動赤目補正機能を搭載した。また最高感度はISO1600を生かし、シーンにあわせてフラッシュの発光量と感度を自動調節する「iフラッシュ」、一度のシャッターでノンフラッシュとiフラッシュ撮影の2枚を連続撮影する「高感度2枚撮り」などの機能を備えている。シーンポジションは、「高感度2枚撮り」のほか、「ナチュラルフォト」「夕焼け」「ビーチ」「スノー」など14種類。30フレーム/秒の動画撮影機能や、赤外線通信機能(IrSimple、IrSS)も備えた。
外形寸法は91.2(幅)×56.6(高さ)×18.8(奥行き)ミリ。重量はバッテリー含め約125グラム。バッテリーチャージャーやUSBケーブルなどが付属する。
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