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三洋が「床下点検ロボット」を開発
三洋電機は11月7日、戸建て住宅向けの「床下点検ロボット」を発表した。既に複数の住宅メーカーと共同で評価を行うなど、事業化に向けた準備を進めている。
三洋電機は11月7日、戸建て住宅向けの「床下点検ロボット」を発表した。既に複数の住宅メーカーと共同で評価を行っており、メンテナンスなどのサービス体制を含め、事業化に向けた準備を進める。
戸建て住宅の床下は高さが30〜40センチと狭いため、作業担当者の負担が大きく、調査に時間がかかる。また家主からは点検作業の透明性を求める声もあり、住宅メーカーを中心に「床下点検ロボット」の実用化が期待されている(→関連記事)。
三洋の床下点検ロボットは、左右のクローラーで移動しながら床下の様子を撮影できる。PCによるリモート操作が可能なほか、各種のセンサーや画像処理技術を搭載したことにより、半自律的に障害物などをロボットが回避する機能を実現。たとえば通気口の通過はPC画面のボタンを1つクリックするだけでいい。クローラーは最大85ミリまでの段差を乗り越えることができる。
ロボット本体のサイズは260(幅)×420(長さ)×200(高さ)ミリとコンパクト。重量はリチウムイオンバッテリーを含め9.6キログラム。連続使用時間は140分。
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