トキナーは11月16日、デジタル一眼レフカメラ用の標準マクロレンズ「AT-X M35 PRO DX」を発表した。ニコンおよびキヤノン用を12月下旬に投入する。価格は、メタルフード「MH522」付きで6万8000円。
APS-Cサイズの固体撮像素子専用に合わせた35mm等倍マクロレンズ。35mm判換算で約53.5mm(ニコンマウントの場合)となるため、標準レンズとして常用できる。最短撮影距離は0.14メートルと、引きの取れない被写体でもマクロ撮影が可能だ。
レンズ構成は8群9枚で、表面には多層膜コーティングを施した。絞り羽根は、絞り込み時のボケ味に配慮して9枚。ワンタッチフォーカスクラッチの採用により、AF-MFの切替はピントリングを手前側へスライドさせるだけ。またピントリングには適度なトルク感があるため、精密なピント合わせが可能だという。
外形寸法は、73.2(最大径)×60.4(長さ)ミリ。重量は340グラム。フィルター径は52ミリ。
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