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今年もお祭り騒ぎ――恒例「CES Unveiled」で見つけた注目の製品:2008 International CES(2/2 ページ)
CES恒例の“前前夜祭”「CES Unveiled」が米国時間の1月5日に行われた。CES Unveiledは、CESで注目される新製品を集め、一足先に報道陣に公開するイベントだ。展示品の中からユニークなものを紹介しよう。
名前からして“オモシロ”系の香りが漂うInteractive Toy Conceptsのコーナーに、なにやら人が集まっている。彼らの目線の先には、バケツのような謎の物体が右に左に動いているではないか。「ゴミ箱が動いている!?」と思い近くでよく見てみると、中には氷とドリンクが入っていた。「RC COOLER」なるリモコン式クーラーケース・ロボットらしい。うーむ、用途がかなり限定されそうだが……
こちらはiRobotの新型お掃除ロボ「Looj Gutter Cleaning Robot 120」。細長いスタイルとクローラーによる移動能力で“屋根のトイ”を安全かつ手軽に掃除してくれる。文字通りの“隙間産業”という気がしないでもないが、おそらく米国では需要があるのだろう。99ドル
ロボット日本代表はシステクアカザワの「PLEN」。といっても今回はダンスやローラースケートをするわけではなく、リモコン片手に部屋の灯りを点けてくれるのだ。実は家電製品を携帯電話などからコントロールするネットワーク技術「PUCC」(P2P Universal Computing Consortium、関連記事を参照)の応用として試作された家庭用ロボットで、東芝のネット家電「FEMINITY」と連携するスタイルが提案されていた。ちなみに写真右は「来年には変形する家庭用ロボが登場? というアメリカンジョーク」である(ホントはただの玩具)。こんな展示も「CES Unveiled」ならでは
WowWeeブースで見つけた変な奴。なにかブツブツ喋りながら3つのタイヤで前後左右に動きまわる意味不明なロボットだ。顔を見ると、眉毛が上下したり、耳が飛び出したり、頭からフラッシュが出てきたりと表情豊か。ただ、周囲が報道関係者でごったがえしていたので、詳細を聞くことができなかった。後日改めてリポートしよう
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「まだ始まっていないのに、なんでこんなに盛り上がっているんですか?」と同行記者が思わず口にした正式開催“前前”夜は「CESで登場する新製品」が集結した。
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