MPEG-4 AVC/H.264録画対応の普及型“ハイビジョンDIGA”
パナソニックが、MPEG-4 AVC/H.264ハイプロファイルを用いたフルハイビジョン長時間録画に対応した“ハイビジョンDIGA”を発表。HDD搭載「DMR-XP12」とHDD/VHS一体型の「DMR-XP22V」の2機種。
パナソニックマーケティング本部は1月11日、“ハイビジョンDIGA”新製品として、HDD搭載「DMR-XP12」とHDD/VHS一体型の「DMR-XP22V」を発表した。2月5日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格は「DMR-XP12」が7万5000円前後、「DMR-XP22V」が10万円是前後。両機種ともに内蔵HDDは250Gバイト。
新世代システムLSI「UniPhierR(ユニフィエ)」採用のMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーを搭載。従来のMPEG-2エンコーダーに加え、MPEG-4 AVC/H.264ハイプロファイルを用いたフルハイビジョン長時間録画を可能にした。MPEG-4 AVC/H.264記録モード(HEモード)での録画時には、2層式DVD-R(8.5GB)に最長約3時間のフルハイビジョン録画が行える。また、HDDにはフルハイビジョン「4倍録り」が可能。
デジタル放送のブロックノイズやざわつきノイズを独自アルゴリズムで自動検出してノイズを抑える高画質回路技術 「HDオプティマイザー」を搭載。また、チャンネル別に最大8日分の番組表を表示できる「チャンネル別番組表」も備えた。そのほか、ワンボタンで録画予約・予約取り消しが行える「かんたん予約」機能、大型ボタンに加えボタン配置を考慮した「かんたんリモコン」など、使いやすさを向上させている。
「DMR-XP12」はHDD搭載ハイビジョンDVDレコーダーとして業界最短の奥行きと、業界最薄の高さを実現した。サイズは「DMR-XP12」が430(幅)×59(高さ)×242(奥行き)ミリ・重さ3.4キロ、「DMR-XP22V」が430(幅)×93(高さ)×335(奥行き)ミリ・重さ7キロ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
松下、昨年のレコーダーも「ダビング10」をサポート
パナソニックが同社製ハイビジョンレコーダーの「ダビング10」対応予定を発表した。これには2006年モデルの「ブルーレイディーガ」や「ハイビジョンディーガ」も含まれている。
H.264録画に対応した新「ブルーレイDIGA」を試す(前編)
パナソニックからH.264エンコード機能を備えたBlue-rayレコーダーが登場した。フルHD解像度のH.264エンコード、そしてDVDメディアへのハイビジョン記録など、競合となるソニー製品にはない解りやすい特徴を持っている。詳しく検証していこう。
H.264録画に対応した新「ブルーレイDIGA」を試す(後編)
前回は、“ブルーレイDIGA”「DMR-BW900」の外観やスペック、H.264録画の画質などに触れた。後編では、録画予約から編集、ダビングといったデジタルレコーダーとしての基本操作を中心に、ソニー製品との比較を交えながら検証していこう。
発売前に大きく改善されたブルーレイDIGA“へ”のムーブ
年内に発売するBlu-ray Discレコーダーとしては、唯一、i.Linkを装備しているパナソニックの「DMR-BW200」。発売直前となった現時点のファームウェアでは、かなり高い互換性を有していることがわかった。


