しゃべる猫に逆立ちする犬、“夢のロボット”に新種続々:ぐだぐだな犬もいます(2/2 ページ)
人語を話す猫に逆立ちする犬、はては表情豊かな音楽ロボットまで――セガトイズは、2008年の重点商品としてさまざまな種類のロボット玩具を投入する。
ペットとして人気が高い小鳥やハムスターも登場する。「夢ことり」は、セキセイインコとオカメインコを各2色でラインアップ。飛んだり、歩いたりすることはできないが、背中をなでてあげるとくちばしを開けたり、首を回したりすることができる。鳴き声は本物のインコの鳴き声をサンプリングしたもので、たくさん遊ぶとセキセイインコは歌を歌い出し、オカメインコはうぐいすの真似をはじめるという。6月26日発売予定で、価格は各2730円。
「夢ハムスター」は実寸大の手乗りサイズで登場。手にのせ、軽く握ると生きているようにモソモソと動き出す。動きとしては“それだけ”なのに、妙に現実感があるリアルなペットロボットだ。ラインアップは「ゴールデンハムスター」「ジャンガリアンハムスター」「ロボロフスキーハムスター」の3種で、価格は各1260円(7月17日発売)。ほかに「リス」や「ハリネズミ」も参考展示していた。
「夢ひよこ」には新色「ハッピーブルー」が仲間入り。機能や価格は従来と同じで、2月15日に発売予定。懐かしい“カラーひよこ”を彷彿とさせる。
「うちのスーパードッグ さかだちラッキー」は、その名の通り“逆立ち”や“ふせ”ができる芸達者な犬ロボットだ。音声認識機能とを搭載しており、「ラッキー、逆立ち!」などと命令するとちゃんと従う。オリジナルの名前を付けることも可能だ。7月24日発売予定で、価格は9240円。
ラッキーとは逆に“ぐだぐだ”な犬もいた。「夢いぬコロン」は胸と背中にセンサーがあり、抱きあげるとひたすらゴロゴロする。さらに、くんくんと甘えた声で鳴く甘えん坊だ。8190円で6月に発売する予定。
一方、さかだちラッキーよりもデラックスな犬もいた。「夢いぬDX レトリバー」は、セレブに人気のレトリバーをモデルにしたロボット犬。やはり音声認識機能を備えているのだが、こちらは英語で命令しないと従わない。つまり「ふせ」ではなく「レイダウン」と言わないとダメ。
ほかにも耳や目(まばたき)、口(吼える)、しっぽ(振る)など稼働箇所も豊富なデラックス仕様のレトリバー。価格も2万8000円と、玩具にしてはセレブ仕様だ。9月発売予定。
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