iPod touch「8つの新機能」をチェックする:レビュー(1/5 ページ)
アプリケーションが追加されiPhoneとほぼ同等の能力を持つに至った「iPod touch」。アプリ追加&ファームアップで利用可能になる8つの機能をチェックしてみた。
iPod touchに「1月のソフトウェア・アップグレード」が登場した(関連記事)。ファームウェアアップデートと有料のアプリケーション追加で、iPod touchの機能を最新iPhoneと同等にするものだ。両製品はカメラと携帯電話以外は同等の能力を有しているはずであるが、iPhoneを使えない日本においては非常にありがたいこと。
これで何ができるようになるのか、ざっと挙げる。
- 歌詞表示が(やっと)可能になった
- ホーム画面のアイコンを自在に並べ替えられるようになった
- SafariからWebページをホーム画面に張り付けられるようになった(Webクリップ機能)
- メール機能がついた。それに伴って、写真やWebページをメールで送れるようになった
- Google Maps機能がついた
- メモ帳が(やっと)使えるようになった
- 天気予報を見られるようになった
- 株価チェック
4〜8はiPhoneですでに実現されていたものであるが、使えるアプリがいきなり増えたのは素晴らしいことである。これなら、無線LANの電波さえ捕まえればiPodを越えた幅広い使い方が可能になるってもんだ。
iPod touchをアップデートする
旧iPod touchを持っている人はまずアップグレードすべし。
「1月のソフトウェア・アップグレード」という名前で用意されている(ということは、今後もアップグレードの可能性があるということだ)。アップグレードで機能が大幅に増えるという点で、iPodの範疇を超えているといっていいかもしれない。
アップグレードそのもののはシンプルだが、手順はちょっとややこしい。
- (1)iTunesを7.6にする
「1月のソフトウェア・アップグレード」を実行するにはiTunes 7.6が必要だ。よって、先にiTunesを7.6にしておくのが賢明。
- (2)iPod touchのファームウエアを1.1.3にする
これはiTunesを使って、概要の「アップデート」から「アップデートを確認」すればOk。
- (3)iTunesの指示に従う
1.1.3にしたiPod touchをiTunesにつなぐと、通常の画面ではなく、下のようになる。わざわざ教えてくれるわけだ。
(4)iTunes Storeにつながるので購入する
すると、iTunes Storeにつながり(ソフトウェアアップデートはiTunes Storeでライセンスを購入する)、購入画面になる(2480円)。iTunesStoreにログインしていれば、購入をクリックするだけでOk。
(5)終了
そしてソフトウェア使用許諾などに同意すると、終了画面になる。ここで終了をクリック。
(6)同期する
ふたたびデバイスの「iPod touch」をクリック。もし手順(3)の画面が出たら、下の方に購入しないという選択肢があるのでそちらを選んで、ソフトウェア・アップグレード画面から抜けるとよい。するといつものiPod touch管理画面になるので、iPod touchを「同期」である。それであっという間に、iPod touchが生まれ変わる。
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