シグマ、フォーサーズ用ズームレンズ2種を発表
シグマは、フォーサーズ用の広角ズームレンズ「10-20mm F4-5.6 EX DC HSM」と望遠ズームレンズ「APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM」を発表した。
シグマは2月1日、フォーサーズ用の広角ズームレンズ「10-20mm F4-5.6 EX DC HSM」と望遠ズームレンズ「APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM」を発表した。いずれも発売日は未定。ラスベガスで開催中の「PMA2008」に参考出展している。
10-20mm F4-5.6 EX DC HSMは、94.5度から56.8度までの画角変化が可能な広角ズームレンズ。フォーサーズカメラに装着した場合、20-40mm相当の画角になる。予価は7万9500円。
SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス3枚や非球面レンズ3枚の使用により、ズーム全域で高画質を実現したという。HSM(Hyper Sonic Motor)の採用により、AFスピードを高速化。フルタイムのマニュアル操作も可能だ。
外形寸法は、83.5(径)×86.4(長さ)ミリ。重量は498グラム。ケースと花形フード(LH825-04)が付属する。
「APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM フォーサーズ用」は、最短撮影距離1メートル、最大撮影倍率1:3.5を実現した大口径望遠ズームレンズ。フォーサーズカメラに装着した場合、140〜400mm相当の画角になる。予価は14万2900円。
ELD(Extraordinary Low Dispersion:特殊低分散)ガラス3枚とSLDガラス2枚を使用し、倍率色収差や軸上色収差を補正。また、スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレアやゴーストの発生を軽減した。
HSM搭載により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。フルタイムマニュアルフォーカスも可能だ。着脱が可能な三脚座を標準装備している。
外形寸法は、86.5(径)×189.8(長さ)ミリ。重量は1385グラム。ケースと花形フード(LH850-01)が付属する。
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