日立マクセルは2月14日、世界で初めて2倍速記録に対応した録画用HD DVD-R/RWディスクと、データ用HD DVD-R/RWディスクを2月下旬より販売開始すると発表した。
販売開始されるのは、録画用HD DVD-R「HDR15VB.1P」(1500円前後)、録画用HD DVD-RW「HDRW15VB.1P」(2100円前後)、データ用HD DVD-R「HDR15PB.1P」(1500円前後)、データ用HD DVD-RW「HDRW15PB.1P」(2100円前後)の4製品で価格はいずれもオープン(カッコ内は実売想定価格)。
いずれも片面1層で容量は15Gバイト。録画用メディアのHDR15VB.1PとHDRW15VB.1PはAACSに対応しており、著作権保護の施された地上デジタル放送などを録画できる。高精度スタンパや優れた特性をもつ基板を採用したほか、HD DVD-Rディスクでは青紫色レーザー光の安定した記録を可能にするLTH対応有機色素皮膜、HD DVD-RWディスクでは新開発の相変化記録膜の採用によって、世界初という2倍速記録が可能となっている。
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