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世界初「レーザーテレビ」、三菱が北米で発売へ
レーザーを光源にしたリアプロジェクションテレビの65インチ試作機を三菱電機が公開。今秋に北米で発売する。通常の液晶テレビの約2倍という色再現範囲の広さが特徴だ。
三菱電機はこのほど、レーザーを光源にしたリアプロジェクションテレビの65インチ試作機を公開し、今秋に北米で発売すると発表した。通常の液晶テレビの約2倍という色再現範囲の広さが特徴で、レーザーを光源にしたテレビの発売は世界初。国内での発売は未定。
RGBの3色のレーザー光線と光学設計技術、独自のカラーマネジメント技術を組み合わせ、彩度の高い原色表示と自然な色再現を可能にした。x.v.Colorに対応した。
65インチ試作機の厚さは約25センチと、壁掛けも可能なサイズにコンパクト化した。光学系を小口径化した「超広角光学エンジン」や、小型のレーザー駆動電源などを採用している。
新開発の小型冷却装置を搭載し、レーザー光源の寿命は3万時間以上に延ばした。
3D動画表示に対応し、専用めがねをかければ動画を立体的に見られる。多人数で色鮮やかな3D映像を楽しめるとしている。
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