ソニー、「BIONZ」搭載のデジタルフォトフレーム
ソニーがデジタルフォトフレーム「DPF-V900」「DPF-V700」「DPF-D70」を発売。上位モデルは画像処理エンジン「BIONZ」を搭載し、逆光やピンボケの自動補正が行える。
ソニーは3月18日、デジタルフォトフレーム「DPF-V900」「DPF-V700」「DPF-D70」を5月9日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は9型液晶を搭載するDPF-V900が3万5000円前後、7型液晶を搭載するDPF-V700が2万5000円前後、同じく7型液晶を搭載するDPF-D70が2万円前後。
内蔵メモリならびにメモリーカードスロットに保存した画像ファイルを表示するデジタルフォトフレーム。内蔵メモリ容量はDPF-V900とDPF-V700が512Mバイト、DPF-D70が256Mバイト。メモリカードスロットは全機種がメモリースティック/メモリースティック デュオ(PRO含む)スロット×1、SDメモリーカード/MMC/xD-ピクチャーカードスロット×1、コンパクトフラッシュ/マイクロドライブスロット×1を搭載する。表示可能なファイル形式はJPEG/BMP/TIFF/RAW(DPF-D70はJPEG/RAWのみ)。
液晶パネルは800×480ピクセル(アスペクト比15:9)の「クリアフォト液晶」。付属リモコンを利用することで、写真のスライドショー表示、インデックス表示、1枚表示、時計表示を切り替えることができる。スライドショーは画像だけを順々に表示するほか、画面を分割して複数枚の画像を表示するマルチ表示パターン、時計と同時に表示する時計表示パターン、カレンダーとスライドショーを組み合わせたパターンも表示できる。縦横位置センサーも搭載しており、本体の縦横を入れ替えても連動して画像の表示も切り替わる。
DPF-V900/V700は同社デジタルカメラに搭載されている画像処理エンジン「BIONZ」を搭載しており、自動的に画像を分析、逆光や赤目、コントラスト、露出などを補正する機能も備える。補正した画像は別ファイルとして内蔵メモリーへ保存することも可能だ。こちらもDPF-V900/V700のみとなるが、別売のHDMIケーブルを利用することで画像をテレビへ出力することができるほか、別売のBluetoothアダプターを利用すれば、Bluetooth対応のPCや携帯電話などから画像を本製品へ転送することもできる。
サイズはDPF-V900が245(幅)×162(高さ)×38.5(ミリ)・約800グラム、DPF-V700が207(幅)×137(高さ)×38.5(ミリ)・約550グラム、DPF-D70が207(幅)×137(高さ)×38.5(ミリ)・約550グラム(いずれもスタンド部、ACアダプター除く)。
関連記事
- セガトイズ、小型デジタルフォトフレーム「デジポッド」発売
セガトイズは、小型デジタルフォトフレーム「デジポッド」を4月に発売する。カラーバリエーションは、ブルー、ピンク、ホワイト。 - アイリバー、大容量メモリ内蔵のデジタルフォトフレーム
アイリバー・ジャパンは5.6インチ液晶を備えたデジタルフォトフレーム「DF150」を発売する。同種製品としては大容量の512Mバイトメモリを搭載する。 - ドリームメーカー、8インチ液晶搭載の「デジタル写真たて」
ドリームメーカーは、液晶画面にデジカメ画像を表示しスライドショーなどを楽しめるデジタルフォトフレーム「デジタル写真たてDMFシリーズ」を発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.