スリムボディに賢さをプラス――カシオ「EXILIM CARD EX-S10」：レビュー（4/5 ページ）

カシオの「EXILIM CARD EX-S10」は1000万画素クラスのデジカメとしては世界最小・最薄というスリムなボディに、“賢さ”という新たな要素がプラスされている。

[小山安博，ITmedia]

作例

ハイライト部に色ズレが見られるが、クリアな描写で悪くない

全体的に自然な色合いで、派手さはないが見た目の印象通りの色再現性

厳しい状況での撮影だが、思ったより破たんが少なかった

ワイド端が35ミリ換算36ミリからなのは標準的といえるが、最近の28ミリからのレンズのブームから考えるとちょっと物足りない気もする

きれいに光が回るとコンパクトデジカメとしては十分な画質を発揮してくれる

テレ端は35ミリ換算108ミリ。ピントがあった部分はシャープに写っている

シャープネスはやや強めだが、フルサイズでなければくっきりとして見栄えがする

背景のカラーノイズはちょっと多め