ヤマハ、5社のHDMIリンクに対応した小型サウンドプロジェクター「YSP-600」
ヤマハは、デジタル・サウンド・プロジェクター「YSPシリーズ」の新製品「YSP-600」を5月下旬に発売する。
ヤマハは4月9日、デジタル・サウンド・プロジェクター「YSPシリーズ」の新製品「YSP-600」を発表した。横幅61センチのコンパクトな“リアル5.1ch”。5月下旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では7万円台半ばになる見込みだ。
YSPシリーズは、指向性の高い小型スピーカーを多数並べ、音を放出する方向を制御することで壁や天井などに反射させる独自技術のフロントサラウンドシステム。一般的なバーチャルサラウンドと異なり、リアやセンターチャンネルの成分も独立したスピーカーユニットから出る“リアル5.1ch”サラウンドが特徴だ。
YSP-600は、610(幅)×120(高さ)×220(奥行き)ミリのコンパクトな筐体に16個の小型スピーカーと総計62ワット(2ワット×16、15ワット×2)のアンプを搭載。1080p対応のHDMI入力×2と出力×1を備え、HDMIリンク機能を搭載。薄型テレビやBDレコーダーと接続したときにテレビ側のリモコンでYSP-600を操作できる。現在のところ、パナソニック、東芝、日立製作所、シャープ、三菱電機の対応製品と連携動作が可能だという。
内蔵デコーダーは、Dolby DigitalやDTS、AACなどのサラウンドフォーマットに対応。5.1chサラウンドを忠実に再生する「5ビームモード」、リスニングエリアが広い「3ビーム」、音楽鑑賞に適した「ステレオ+3ビーム」など多彩なビームモードを装備。またリモコンを持っている人へボタン1つでビームを向けられる「マイビーム」も備えている。
HDMI以外のインタフェースは、光デジタル音声入力×2、同軸デジタル音声入力×1、アナログ音声入力×1。サブウーファーを追加できる出力端子(RCAライン)や同社製ファブウーファー「YST-FSW150/100/050」接続時に電源が連動する専用システムコネクタも装備した。
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