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ビックカメラ、“立体テレビ”を販売開始
ビックカメラが3D放送に対応した46型液晶テレビ「E465S」を販売開始。3波対応デジタルチューナーも搭載しており、一般的なフルHDテレビとしても利用できる。
ビックカメラは4月10日、ヒュンダイ製の3D放送対応の46型液晶テレビ「E465S」を4月12日より販売開始すると発表した。価格は49万8000円。同社によれば、立体放送に対応した液晶テレビの一般販売は世界初とのこと。
付属メガネをかけることで、日本BS放送が「BS11」で放送している3D放送「3D立体革命」を立体的に視聴可能。同社は昨年12月より、3D放送対応液晶テレビの店頭デモンストレーションを行っており、当時より「3Dと2Dの通常放送を視聴できるテレビを早ければ2008年春にもビックカメラ各店舗で販売すべく準備中」としていた。
販売される46型液晶テレビ「E465S」は、1920×1080ピクセルのフルHD液晶パネルのほか、3波対応デジタルチューナーも搭載しており、通常のフルHD液晶テレビとしても利用できる。入力インタフェースにはHDMI×2、D4×2、コンポジット×3、Sビデオ×1などを備えており、サイズは1143(幅)×845(高さ)×310(奥行き)ミリ、32キロ。
販売はテレビ販売を取り扱う同社店舗(23店舗)ならびにソフマップ秋葉原本館、インターネットショップ「ビックカメラ.com」で行われる。
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