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快適ライブビューで味わうツァイスの描写――ソニー「α350」レビュー(2/5 ページ)

ソニー「α350」は、独自のクイックAFライブビュー機能と、有効1420万画素の高精細CCDを備えたデジタル一眼だ。この高画質を引き立たせる標準ズームはどれか。3種類の純正レンズをテストしてみた。

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ボディ内手ブレ補正とアンチダストに対応

 ボディは樹脂外装で高級感には欠けるが、重すぎず軽すぎない適度な重量感があり、ホールド性は良好。シャッターボタンの感触や、各種のボタンやダイヤルの操作感も悪くない。ライブビューのほか、ISO感度やドライブモードに専用ボタンがあり、それぞれスムーズな切り替えができる。

 撮影モードは、フルオートからフルマニュアルまでの一通りを備え、ボディ内手ブレ補正や撮像素子の自動ゴミ除去もある。白とびや黒つぶれを抑えるDレンジオプティマイザーや、8種類の画質傾向を選べるクリエイティブスタイルはそれなりに便利。ファインダーの表示がやや小さいことと、連写速度が秒間2.5コマ、ライブビュー時は秒間2コマと少々遅いことは弱点だが、それ以外はエントリー向けデジタル一眼として標準的な内容といえる。

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ソニーαマウントを採用。オレンジのリングが個性的
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ライブビュー非使用時は、各種の撮影情報が表示される
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可動モニタ以外はオーソドックスな一眼レフスタイル
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クリエイティブスタイルの「ビビッド」を選びメリハリを強調。レンズは「DT 18-70mm F3.5-5.6」
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ハイライトからシャドーまで階調の再現性は良好だ。「DT 18-70mm F3.5-5.6」を使用
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ミノルタ製「AF 50mm F2.8 Macro」を使用してF2.8の開放値で撮影。背景を美しくぼかせる
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カメラを固定して10秒の低速シャッターで撮影。「DT 18-70mm F3.5-5.6」を使用

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