マルチアングル液晶搭載の光学15倍サイバーショット「DSC-H50」
ソニーが「α350」と同様の上下可動式液晶を搭載した光学15倍ズーム搭載のコンパクトデジタルカメラ「DSC-H50」を発売する。
ソニーは4月23日、光学15倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「DSC-H50」を5月16日より発売すると発表した。価格はオープンで、実売予想価格は5万円前後。
新製品は「DSC-H7」の後継モデル。キズに強いUVハードコートを施したボディに、有効画素数910万画素の1/2.3型CCDを搭載した。
光学式手ブレ補正機能や最高ISO3200による高感度撮影、35ミリ換算31〜465ミリ相当の光学15倍ズーム“カールツァイス バリオ・テッサー”レンズを装備。背面に搭載している3型の「クリアフォト液晶プラス」には、上下各90度に可動するマルチアングル機構が採用されており、ハイ/ローアングルでの撮影がより容易に行える。
本体サイズは116.1(幅)×81.4(高さ)×86.0(奥行き)ミリ、重量は約415グラム(撮影時約547グラム)で、デザイン面ではステンレス製レリーズボタンやキャラメルローレット仕上げのモードダイヤル、黒の皮シボ塗装などで高級感を演出している。
撮像エンジンは「BIONZ」で、子供と大人の識別可能な新スマイルシャッターや、逆光/逆光&人物/夜景/夜景&人物/三脚夜景の各シーンをカメラが自動認識するおまかせシーン認識、場面に応じた露出やコントラストを自動調整するD-レンジオプティマイザーなども搭載。
好みや撮影意図に応じて調整できる「ノイズリダクション設定」、撮影画像に5種類の効果を追加できる「カラーフィルター」、狙った被写体にピントが合わせやすい「セミマニュアルフォーカス」を搭載。従来の「EVブラケット」に加えて「ホワイトバランスブラケット」および「カラーモードブラケット」も新採用された。
そのほかにもかんたん撮影モード、顔検出「顔キメ」、HD対応の「音フォト」、各種マニュアル撮影機能、16:9の撮影モード、顔検索再生&日付ビューなども装備。また、同時にソフトキャリングケース「LCS-HD」(5250円)も発売される。
関連記事
- ソニー、光学10倍レンズ&大型液晶搭載のサイバーショット「DSC-H10」
高倍率レンズを搭載したサイバーショット「H」に新製品の「DSC-H10」が登場。コンパクトなボディに光学10倍ズームレンズと大型液晶を搭載した。 - レビュー:気軽に使える光学10倍ズーム――ソニー「DSC-H3」
サイバーショット「DSC-H3」は、クラシカルな直方体ボディに光学10倍ズームを搭載したコンパクトデジカメ。基本はオートなので手軽に望遠撮影が楽しめる。 - ポケットの中の10倍ズーム、サイバーショット「DSC-H3」
ソニーが“サイバーショット”「DSC-H3」を発表。最大で35ミリ換算646ミリという望遠が可能な光学10倍ズームレンズをポケットサイズのボディに搭載した。 - ダブルでブレない光学15倍、サイバーショット「DSC-H7」
ソニーが光学15倍レンズを搭載したサイバーショット「DSC-H7」を発表。フルHD静止画出力機能や顔認識機能、新画像処理エンジン「BIONZ」なども搭載。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.