日立、初のBDレコーダー「DV-BH250」を発売
日立製作所は、Blu-ray Discレコーダー「DV-BH250」を7月上旬に発売する。MPEG-4 AVC記録をサポートし、DVDメディアへハイビジョン記録が可能な「AVCREC」にも対応した。
日立製作所は、Blu-ray Discレコーダー「DV-BH250」を7月上旬に発売する。同社初のBDレコーダーとなるが、その仕様からパナソニック「DMR-BW700」のOEM製品と予想される。価格はオープン。店頭では17万円前後になる見込みだ。
BD-R/RE対応のBDレコーダー。地上/BS/CSデジタル放送対応チューナーを各2基と地上アナログチューナーを搭載しており、デジ×デジ、デジ×アナの2番組同時録画が可能だ。もちろん同社製「ブルーレイカムWooo」で撮影した8センチBDの再生にも対応する。
内蔵HDDは250Gバイト。MPEG-4 AVC記録をサポートし、DVDメディアへハイビジョン記録が可能な「AVCREC」にも対応した。HDDへの録画時間は、地上デジタル放送のDRモード(MPEG-2 TS)で約31時間、MPEG-4 AVC記録のHGモードで約40時間、HXモードで約62時間、HEモードで約93時間となる。
映像入力は2系統で、いずれもS端子付き。出力としてHDMI×1のほか、D4、S端子、光デジタル音声などを備える。HDMI CECを利用した「Woooリンク」は新バージョンとなり、新製品の「Wooo UT770/02」シリーズと接続した場合、レコーダーの操作やテレビで視聴中の番組をレコーダーで録画するといったことが可能になる。このほか、TS入出力対応のi.LINK端子を前面に備えた。
外形寸法は430(幅)×313(奥行き)×59(高さ)ミリ。重量は約5.1キログラム。
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