音楽ロボット「アンプボット」、11月に日米同時発売:東京おもちゃショー2008
セガトイズは、米ハスブロの音楽ロボット「アンプボット」を11月に発売する。セグウェイを思わせるホイールにヒューマノイドの上半身を載せたようなスタイルで、3つのスピーカーとアンプを搭載。ポータブルプレーヤーの接続も可能だ。
セガトイズは6月19日、米ハスブロの音楽ロボット「アンプボット」を国内で販売すると発表した。米国名は「A.M.P.」(Automated Music Personality)。8月1日に日米で同時に予約受付を開始し、11月から出荷する予定だ。価格はオープンプライスだが、店頭では8万円前後になる見込み。Web直販のほか、家電量販店や玩具店で販売する。
「アンプボット」は、セグウェイを思わせるホイールにヒューマノイドの上半身を載せたようなスタイル。17個のセンサーと4個のモーターを内蔵し、音楽を再生しながらリモコンを持ったユーザーの後を追いかけたり、ダンスを踊ったりする。各種センサーを利用して障害物や段差を検知するなど、家庭での利用を想定した機能も盛りこまれた。
手持ちのポータブルオーディオプレーヤーを接続して再生することもできる。胸部には16.5センチ径のミッドレンジスピーカー、そして両肩にツィーターを搭載しており、内蔵の12ワットアンプでステレオ再生が可能だ。再生周波数は17Hz〜20kHzで、バスブーストも装備。プレーヤーとの接続はアナログピンジャック(イヤフォン端子)のため、プレーヤーの種類は選ばない。
イルミネーションやサウンドエフェクトで音楽を演出することもできる。アンプボットは、右手がターンテーブル、右手は操作パネルになっており、スクラッチなどのDJプレイや各種エフェクトが楽しめる。一方、顔や胸などの赤色LEDは100パターン以上のLEDアニメーションを表現できる。
「アンプボットは、動きと音による演出を含めて音楽を楽しめるバータートナーロボット。音楽ファンはもちろん、ロボット好きの方、遊び心のある大人に楽しんでもらえるだろう」(セガトイズ、デジタルエンタテインメントマーケティング部の竹内オサム部長)
アンプボットには、ユーザー(が持つリモコン)に追従する「フォローモード」など5つの動作モードがあり、付属のリモコンもしくは右手の操作パネルで切り替える。その場で静止する「パークモード」のときにはACアダプターの利用も可能だ。
動作モード | 概要 |
---|---|
パークモード | その場で静止させる |
トラックモード | ユーザー(リモコン)の位置を感知し、そちらに正面を向ける |
フォローモード | ユーザー(リモコン)の後を追いかける |
ダンスモード | 音楽に合わせて踊る |
ドライブモード | 付属のリモコンで操作する |
ボディサイズは、470(幅)×730(高さ)×440(奥行き)ミリ。電源は、単一形乾電池×6本もしくはACアダプター。付属のコントローラーには単四形乾電池×3本を使用する。
セガトイズでは、東京ビッグサイト(国際展示場)で開催中の「東京おもちゃショー2008」で6月20日からアンプボットを展示する。
関連記事
- キスしてくれる女性型ロボット「エマ」、セガトイズから
セガトイズは、自律型ヒューマノイド「エマ(E.M.A)」を9月26日に発売する。女性的なフォルムを持ち、女性らしいしなやかな仕草が特徴だ。 - 空気が読める葉っぱ「ペコッぱ」
セガトイズは、会話の流れを読んで“ウンウン”とうなずく不思議な葉っぱ「ペコッぱ」を9月末に発売する。 - お風呂に浮かべるプラネタリウム「HOMESTAR Spa」
家庭用プラネタリウムとしておなじみの“HOMESTAR”(ホームスター)に浴室向けの新製品「HOMESTAR Spa」が追加された。満天の星空を見上げて露天風呂気分?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.