美しい南国の海から一転、オリンパス「E-420」を手に再びフィジーの首都スバ(Suva)があるビチレブ島(Viti Levu)。首都のスバは東の端、国際空港のあるナンディ(Nadi)は西の端にあるため、短期間滞在の旅行者はあまり首都へ行くことはないかもしれない。
ナンディ・タウンのメインストリート。この先のナンディ寺院までの約1キロ程度が街の中心。車と人が少ないのは、この日が休日(女王誕生日)だから。スーパーマーケットと観光客向けの店をのぞいて休業の店が多かった(写真=左)、ラウトカの町並み。撮影時が土曜日の午前中だったので人通りが多い。フィジーでは土曜は午後1時に店を閉めることが多い(写真=右)
というわけで、今回は首都に次ぐ第2の都市ラウトカ(Lautoka)と第3の都市ナンディ・タウン、オマケで港町デナラウ(Denarau)も紹介したい。
ナンディ・タウンは、以前も書いたとおり観光の街としての色彩も強く、街には土産物屋が多い。特に多くのスタッフが日本語を操るナンディ・ハンディクラフトセンターは民芸品からジュエリー、伝統衣装のスル(Sulu)まで、幅広い品ぞろえ。
ラウトカは、観光客向けというよりも地元民向けの街。私が歩いてみた限りほとんど日本語は通じなかったが、バスターミナルに大きな市場があり、地元の野菜や果物などを安価に手に入れられる。
ラウトカの市場。写真のブルーシートは場外市場で、この先にさほど広くはないが場内市場が広がる。この数時間後、大雨が降ってこの辺り一帯、水があふれて大変なことに。場内に逃げ込めずにブルーシートの下で雨宿りさせてもらったが、シートにたまった水を一気に落とすたびに、周りの人が楽しそうに歓声を上げるのが印象的だった
港町デナラウは、正確に言うとリゾートタウン。周辺にはシェラトン、ウェスティン、ヒルトンといった欧米資本の高級ホテルなどが立ち並び、「ハードロックカフェ」まである。
この街に泊まらなくても旅行者がよく使うのがこの港。離島に向かう船の多くがここから出発しているからで、時間があれば出発前に街を見物してみてもいいかもしれない。
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