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ニコン、アオリ撮影が行えるPC-E NIKKORレンズに標準、中望遠を追加
ニコンがアオリ撮影可能なPC-E NIKKORレンズに「PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8 ED」と「PC-E Micro NIKKOR 85mm F2.8D」を追加。
ニコンは7月1日、デジタル一眼レフカメラおよびフィルム一眼レフカメラ用PC-E NIKKORレンズの新製品として「PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8 ED」と「PC-E Micro NIKKOR 85mm F2.8D」を7月18日より順次販売開始すると発表した。価格はいずれも31万5000円。
PC-E NIKKORレンズは撮像面に対してレンズを平行移動できるシフト機構、レンズ光軸と撮像面の直交関係を変更してピントの合う範囲をコントロールできるティルト機能を備えた、いわゆるアオリ撮影が可能なシリーズ。
PC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8 EDは標準系、PC-E Micro NIKKOR 85mm F2.8Dは中望遠系の画角を持ち、最大撮影倍率0.5倍での近接撮影が可能。シフトは±11.5ミリ、ティルトは±8.5ミリの操作が可能となっている。「D3」「D700」「D300」の各製品と組み合わせた際には電子制御による自動絞りも行える。
レンズ構成はPC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8 EDが8群9枚(EDレンズ1枚含む)、PC-E Micro NIKKOR 85mm F2.8Dが5群6枚。いずれもゴーストやフレアーを低減する「ナノクリスタルコート」コーティングが施されている。
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