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BD機器が光ディスク市場の25%に──JEITA 6月出荷実績
JEITA(電子情報技術産業協会)が6月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。DVD製品が3カ月連続の前年割れになった一方、Blu-rayに一本化された「次世代DVD」の伸びが目立つ。
JEITA(電子情報技術産業協会)は7月22日、6月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。これによると、民生用電子機器の出荷金額は前年比109.8%と13カ月連続のプラス。とくにテレビやDVDレコーダーなどを含む映像機器は、前年比112.2%とふた桁増を記録したという。
「カラーテレビ」分野(10型以上の液晶、PDP、CRTを含む)は86万台で前年比122.1%。台数ベースの構成比では、液晶が86.6%、PDPが11.8%、CRTは1.6%だった。中でも37V型以上の液晶テレビが23万6000台で前年比165.8%と高い伸びを示したほか、PDPも10万2000台の前年比121.3と好調。PDP全体の約79%を43型以下が占めるなど、こちらも40型前後が人気となっている。
DVDプレーヤー/レコーダーを含む「DVDビデオ」分野は、前年比77.1%の34万1000台と3カ月連続の前年割れ。一方、Blu-ray Discに一本化された「次世代DVD」分野は12万2000台と急伸。前年比は3550.4%、数量ベースでも全光ディスク市場の25%に達したという。
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