日本放送協会(NHK)は7月24日、ちょうど3年後となる2011年7月24日の地上波アナログ停波に向け、同日以降はアナログ放送番組の画面内にロゴ表示するなどの対応を明らかにした。
まず、7月24日午前4時14分50秒から、アナログ総合テレビとアナログ教育テレビの画面右上に「アナログ」ロゴを常時スーパーする。ローカル編成時間帯についても、夕方6時台のローカルニュースなど、いくつかの番組で同様にロゴスーパーを付加するという。
またアナログ総合テレビでは、平日の午前4時台に「アナログ停波に関するお断りスポット」を放送。問い合わせ電話番号なども併記して視聴者の質問を受け付けるほか、アナログ停波の特別番組やミニ番組による周知活動も行う。
関連記事
- 5年後、放送には何が求められるのか
今年は5年に一度の放送免許更新が行われる。2011年のアナログ停波をまたぐ更新となるため、注目すべき問題は多い。 - 見えてきた“高度BSデジタル放送”の姿
最近、話題の「高度BSデジタル放送」――アナログ停波と同時期に開始される予定の“次世代衛星放送”だ。「NHK技研公開 2008」の内容から、NHKが考える新しい放送サービスの姿を探ってみよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.