オンキヨー、高性能デジタルアンプ搭載の小型CD/FMチューナーアンプ
オンキヨーがCD/FMチューナーアンプ「CR-D2」と2ウェイスピーカー「D-D2DE」「D-112EX」を発売。CR-D2は小型ボディに高性能デジタルアンプを搭載する。
オンキヨーは8月8日、CD/FMチューナーアンプ「CR-D2」と2ウェイスピーカー「D-D2DE」「D-112EX」を9月11日より販売開始すると発表した。価格はCR-D2が6万1950円、D-D2DEが2万4150円、「D-112EX」が4万8300円。
カスタム開発された大容量トランスを備えるデジタルアンプ「VL Digital」を搭載。さらには電源供給ラインには極太の銅バスプレートを使用することで低インピーダンスを実現し、小型デジタルアンプ搭載製品ながらも大型スピーカーをならしきる能力を備ている。D/A変換部には同社の独自技術を用いた「VLSC回路」を搭載することで、通常のローパスフィルターを用いた場合に比べ、実在感や音場の再現性を高めているという。
筐体には剛性の高いアルミパネルが前面と側面に採用されており、側面には強度を高めるリブも設けられている。天板は1.2ミリ厚のスチール製が利用されており、前面/側面のアルミパネルとあわせて、リミテッドモデル「CR-D1LTD」とならぶ高い剛性を確保している。定格出力(4オーム)は40ワット×2で、本体サイズは205(幅)×116(高さ)×338(奥行き)ミリ、5.1キロ。
D-D2DEは3センチリングツイーターと10センチのA-OMFモノコックウーファーを搭載する2ウェイスピーカー。バスレフダクトをキャビネットから分離することで明確な低音を再生する「アドバンスド AERO ACOUSTIC DRIVE」を備えるほか、振動板を支持するダンパーも新開発されている。サイズは148(幅)×260(高さ)×222(奥行き)ミリ、4.1キロ。
D-112EXはD-D2DEと同様、3センチリングツイーターと10センチのA-OMFモノコックウーファーを搭載する2ウェイスピーカー。「アドバンスド AERO ACOUSTIC DRIVE」なども同一に備えるが、リアルウッド突き板仕上げを施したほか、制振効果を高める専用スパイクも付属する。サイズは156(幅)×249(高さ)×218(奥行き)ミリ、4.2キロ。
関連記事
- オンキヨー、小型CD/FMチューナーアンプに限定仕様モデル
オンキヨーはCD/FMチューナーアンプ「CR-D1」のリミテッド版「CR-D1LTD」を発売する。大量生産には不向きともいえるコダワリの仕様が各所に盛り込まれている。 - オンキヨー、FRシリーズ史上最高音質のCD/MDアンプシステム
オンキヨーが、高級オーディオ技術を投入したオールインワンコンポ「FRシリーズ」の新製品を発表。電子部品や回路レイアウトを見直し、シリーズ史上最高音質を実現したという。 - オンキヨー、ピュアオーディオの技術を導入したフラグシップAVセンター「TX-NA906X」
オンキヨーはAVセンターの新製品として、フラグシップモデルとなる「TX-NA906X」と「TX-SA806X」を8月29日に発売する。 - オンキヨー、ISF認定取得のインストーラ向けのAVアンプ「DHC-9.9」
オンキヨーがISF認定を取得したカスタムインストーラ向けのAVアンプ“Integra”「DHC-9.9」を発売。 - オンキヨー、BDを高音質再生するHDMI 1.3a対応AVアンプ
オンキヨーはHDMI 1.3a対応AVアンプ「TX-SA706X」を発売する。ピュアオーディオ製品の設計手法で音質を高めた。 - オンキヨー、HDMI2系統入力のフロントサラウンドシステム「GXW-2.1HD」
オンキヨーは2.1chのフロントサラウンドシステム「GXW-2.1HD」を6月21日に発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.