タムロンは9月1日、デジタル一眼レフ(APS-Cサイズ)専用広角ズームレンズ「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 DiII LD Aspherical[IF]」(Model B001)を9月27日より販売開始すると発表した。価格は7万1400円。まずはニコン用が販売され、キヤノン/ソニー/ペンタックス用も順次販売される。
35ミリ換算で16〜37ミリという画角をカバーする超広角ズームレンズ。ズーム全域で最短撮影距離0.24メートルを実現するほか、テレ側での最大撮影倍率はクラス最大の1:5.1(f=24ミリ時)となる。LDレンズ2枚、ガラスモールド非球面レンズ1枚、複合非球面レンズ3枚を含む9群12枚で構成されており、収差補正を図ったほか、周辺光量の低下を抑制している。
既存の超広角ズームレンズ「SP AF11-18mm F/4.5-5.6 DiII」(Model A13)に比べると、光学側の焦点距離拡張や倍率拡大、小型軽量化など各種改良が進められながらフィルターサイズは同じく77ミリが採用されている。
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コンパクトカメラと違い、レンズを自由に換えられるのが一眼レフの魅力。高価なレンズをムリに何本も揃えるのではなく、面白そう、自分の趣味に合いそうと思ったレンズを見つけてどんどん楽しもう。
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