プチプチ、エダマメの次は……ペリペリ? バンダイ「∞ペリペリ」登場:今度はアタリ付き
バンダイは、キーチェーン玩具「∞ペリペリ」を11月下旬に発売する。あの「∞プチプチ」、「∞エダマメ」に続くシリーズ第3弾。ちなみにペリペリというのは……?
バンダイは10月2日、キーチェーン玩具「∞にできるシリーズ」の新作「∞ペリペリ」を発表した。お菓子などの箱を開けるとき、“あけくち”をめくるペリペリという感覚を忠実に再現した。998円で11月22日に発売する。
累計販売250万個を突破した「∞プチプチ」、同じく130万個を突破した「∞エダマメ」に続くシリーズ第3弾。めくる部分の端が箱から少しハミ出していて、めくるように持ち上げるとペリッ…ペリッ…ペリッ…と、あの感覚が指に伝わってくる。
しかも、スピーカーからは本物の音をサンプリングした“ペリペリ音”。ときどき、失敗して紙が破れた音もする。手を離すとペリペリは元に戻るため、まさに∞(無限)だ。
「お菓子などの箱にあるあけくちは“ジッパー加工”と呼ばれますが、めくるときは何ともいえないワクワク感があるものです。それをいつでも、どこでも何度でも楽しめる商品にしました」(バンダイ、プレイトイ事業部の亀田信司氏)。
めくる部分は合成ゴム製で、本体はオモチャに一般的に使われるABS。にもかかわらず、徐々に破れていく紙の感覚を再現できた秘密は、ゴムの裏側に並んだいくつもの磁石だ。つまり、めくると磁石が1つ1つ離れていき、ジッパー加工のつながった部分が1つずつ破れるときの感触を再現するというワケ。「機構としてはシリーズ中で最も凝ったものになっています」。
運試しもできる。ペリペリをめくり終えたとき、ランダムで「ジャジャジャン」と音がなり、「ルーレットモード」へ移行。ルーレットが回る音の後に「ピンポンピンポン!」「ブブー!」「ニャー!」といった5段階の効果音がなる。毎日の運試しにどうぞ。
さらにもう1つ。∞ペリペリは、玩具では珍しい“アタリ付き”。パッケージ台紙にある本物のペリペリをはがして「当たり」が出ると、「特製ゴールド∞ペリペリ」をもれなくプレゼントする。ゴールドペリペリは、本体部分が黄金色に輝くゴージャスな仕様。「かなりレアなアイテム」らしい。
なお同社では、∞ペリペリの発売にあわせ、紙のエキスパートである「かみの工作所」山田明良氏協力のもと、ペリペリに関するユニークな企画を実施している。例えば全長15メートル、幅40センチの「世界最大級ペリペリ」、ピンセットでしかペリペリできない幅1ミリの「世界最小級ペリペリ」、全面がペリペリでできている「ペリペリ箱」などを製品サイトで順次公開していく予定だ。
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