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自分にピッタリのヘッドフォンを選び出す――オーバーヘッド編バイヤーズガイド(3/5 ページ)

ヘッドフォン/イヤフォン売り場は相変わらず盛況のようだ。耳全体を覆うオーバーヘッド型ヘッドフォンを選ぶ際の“3つのポイント”と、価格帯別のオススメ製品を紹介しよう。

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実売1万円未満クラス

MDR-XD400(ソニー)

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製品特徴:フラットな特性とワイドレンジさを誇る大口径50ミリ高磁力ネオジウムドライバーユニットと、最大音圧レベルを高め臨場感を向上させるロングストローク振動板を採用。低音を強調する「Movieモード」と自然でクリアな音を再現する「Musicモード」が選べるなど、ユニークな機構も搭載している。

音の特徴:AV用と分類されているモデルだが、その実力は高い。音に関してはMusicモードでチェックしたが、飾りやカラーレーションのない素直なサウンドが好印象。この価格帯でここまでのピュアサウンドを聴かせてくれるモデルはほとんどない。貴重な存在といえる。

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HP-RX900(日本ビクター)

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製品特徴:50ミリ径高磁力高性能ネオジウムドライバーユニットの背面に同心円ダクトを配置。ハウジング内の圧力を均等化し、振動板の振幅を安定させることで高解像度とクリアな再生音を実現している。ソフトな肌触りと蒸れを抑えるプロテインレザーと側頭部の形状に馴染む低反発ウレタンがチョイスされており、長時間リスニング時の快適性も充分考慮されている。

音の特徴:低音にボリューム感のある、腰のすわったピラミッドバランスのサウンドが魅力。音色は原音に忠実とは言いにくいが、元の楽器の雰囲気を上手に伝えてくれるので違和感はない。ロックやジャズなど、音楽のノリやグルーブ感を重視したい人にはかなりベターなチョイス。

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K512(AKG)

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製品特徴:プロの現場で培われたノウハウを数多く反映させた密閉型モニターヘッドフォンの入門機。セルフアジャスト機能搭載のヘッドバンドとソフトな触感のイヤーパッドにより、安定した装着感を実現。190グラムの軽量ボディによって長時間リスニング時の快適性も重視されている。

音の特徴:素直でストレートなサウンド。音色的には一切の飾りがなく、長時間のリスニングでも疲労を感じさせないのはAKGならではのアドバンテージか。解像度に関しては価格相応。キメはかなり粗いが、騒音レベルの高い場所ではあまり気にならなかったのも事実。

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ATH-AD500(オーディオテクニカ)

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製品特徴:2003年発売のロングセラーモデル。アルミ素材を多用したオープンエアー型のボディに53ミリ径の大口径ドライバーを採用。10〜30kHzというワイドレンジ再生を誇っている。3D方式ウィングサポートというシステムにより快適な装着感を実現しているほか、交換用のパッドが別売で用意されている点もうれしい。

音の特徴:オーディオテクニカらしいというべきか、中高域にメリハリのある元気なサウンド。繊細な表現は苦手だが、ラップやR&Bなどの現代曲にはかなりの整合性を持つ。高域の音色に特徴があるので、よく聴く音楽ジャンルによっては好き嫌いが分かれるかもしれない。

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