タカラトミーは12月15日、液晶画面付きのポータブル家計簿「節約戦士 おサイフセイバー」を正式発表した(→せこく戦え! 「節約戦士 おサイフセイバー」)。12月27日に発売する予定。価格は4410円。
「遊びの力で経済対策」をコンセプトに開発されたがまぐち型の“ドラマティック家計簿”。毎月のおこずかいを入力すると、自動的に日割り計算して一日に使える予算を表示。お金を使ったときにタッチペンで金額を入力していけば、日々の支出が管理できる。
画面内では日々の経済状況によって節約戦士たちのドラマが展開される。敵は「浪費三姉妹」。しっかり節約できると、戦いに勝利して“ごほうびドラマ”が展開されるが、節約できないと節約戦士が敗北してしまう。
ドラマは全10話で構成され、目標金額の10分の1を節約するたびに新たに展開する。しかし設定した期間中に目標金額に満たなかったり、ゴール直前で大きな赤字を出してしまったりするとバッドエンディングとなる。また、4日間以上入力をさぼると強制リセットでドラマは振り出しに戻ってしまうペナルティー付きだ。
外形寸法は86(幅)×76(高さ)×23(奥行き)ミリ。重量は約147グラム。電源としてCR2032ボタン電池×1個を使用する。
タカラトミーが首都圏に住む20代の独身男女社会人1000人を対象に金銭面に関するアンケートを実施したところ、約半数が1年前に比べて生活に厳しさが増したと回答したという。また個人の生活防衛策として、「買い物の工夫」(67.3%)、「外出・外食を減らす」(65.7%)に続き、男女ともに「お金の管理をしっかりする」(61.2%)を挙げる人が目立った。さらに家計簿などの利用状況を尋ねたところ、20代の男女とも約3割が使用中であり、2割が今後使いたいと回答しているという。
「個人でできる生活防衛策として家計簿のニーズが生じつつあることを伺わせる結果となった」(同社)。
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